ウワイト(倭人)大学院講義録
『出典』言語復原史学会・加治木義博大学講義録01:6頁
一字一句ゆるがせにしない
一字一句を、いい加減に扱わないことが大切なのだが、
それは「発音」についても厳守しなければ、何にもならない。
それは「間違った発音」が、どんなに恐ろしいものかを、
よく知っていないと、ついおろそかになる。
その実例をご覧に入れよう。
『魏志倭人伝』という文字は、
普通「ギシワジンデン」と発音しているが、
それがどれくらい「いい加減」なものか、
知っておかねば一人前の学者とはいえない。
このあと詳しくお話しするが、
陳寿の編集した「魏志」という本などない。
それは『魏書』なのだ。
そして「魏」は唐の時代になって初めて、
「ギ」と略せる唐の発音に変わったが、
卑弥呼時代の3世紀には「グワイ」だった。
倭と同じく「委」の発音が含まれていて、
倭の「ウワイ」と似ていたのである。
人は「ニェン」だったから、「グワイ書ウワイニェン章」が正しい。
このように学問では全てが「いい加減」でなく、正確でなければいけない。
こうした
当時の<漢音>と、
唐代の<唐音>と、
現代の<北京音>とを明確に分けたのは、
私(加治木義博)が初めて日本に紹介した
スウェーデンのカールグレン氏であるが、
それにも多少の誤差があったので、言語復原史学会は永年かけてそれを修正した。
大学講義録の講座ではその中から必要な漢字音の発音比較表を、
毎回、付録していくので、
大切に揃えて、よく記憶して戴きたい。
『参考』
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