ウワイト(倭人)大学院講義録
『出典』言語復原史学会・加治木義博大学講義録01:7頁
私が始めて紹介したカールグレン
漢字の発音が時代によって、そんなに変わったということは、
私が戦後、初めて日本に紹介したスウェーデンのシナ学者
(中国のことを総合的に研究する学問=「シノロジイ」学者)
Bernhard・Karlgren(ベルンハルド・カールグレン)が、
1920年代に発表し始めるまでは、世界中の誰も気づかなかったことで、
それまでは現代の中国の標準語・ぺキン語が、古代からの中国語だと思われていた。
だから、それを私が戦後紹介する前の日本の学者の説は、
すべて3世紀の発音を知らずに唱えたものばかりである。
だが、それらをどう読むかということは、
新井白石当時の江戸時代から問題にはなっていた。
だからそれまでの一般的な知識で、
<漢音>ではなく仏教で使う<呉音>(南中国語発音)ではないかという想像説もあったが、
その程度で終わってしまっている。
もちろん中国が広い国で、広東語のような方言差があることはよく知られていたのだが、
3世紀の発音で読むというこの問題に当てはめて考えた学者はなかった。
建築でいえば、まず土地を削ったり、土を固めたりする基礎工事に当たるのが、
この「漢字の発音の確認」なのだが、それを誰一人確認しないで、いい加減に、
自分のもつ知識だけで勝手に発音して、それが生んだ「幻覚」を、
これこそ最上の真相だと、勝手な自己主張をしてきた。
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