2012年1月18日水曜日
宗教を見分けるキーは戒律の中身
『出典』言語復原史学会・加治木義博大学講義録03:22頁
宗教を見分けるキーは戒律の中身
では最後に『倭=仏教』を確認するキメ手として、
仏教と他の宗教との「決定的な相違点」をよく碓かめておこう。
仏教の特徴は「仏・法・僧」の三つ、
いわゆる「三宝」を重んじることである。
そのうちの「法」とは先にお話した「当時 不食肉」といった戒律のことで、
それは「経典」に書かれている原則を具体的に守ることである。
こうした戒律は他の宗教にもあり、やはり似たことをする。
区別がつきにくいが、私たちはその中から、
この「当時 不食肉」という戒律が仏教独特のものであったことを見出した。
しかしこれもシンドゥ教徒は牛肉を食べず、
イスラム教徒はブタ肉を食べないという戒律を守っているから、
うっかりしていると仏教独特のものだとは気づかない。
ではなぜ?仏教独特のものだといえるのか?…。
こうした疑問が生まれるのは
① 「時代差」を忘れているからである。
卑弥呼当時はイスラム教は存在しなかったから、無視していい。
次ぎのシンドゥ救とは
② 「食肉の種類」がはっきりした区別点である。なぜならシンドゥ教では
③ 「牛肉だけ」を禁じている。
それは牛が「シバ神」の化身ということになっているからである。
ところが仏教では
④ 「肉なら全て」牛以外の獣はもちろん、鳥でも魚でも虫までも食べてはいけない。
こんな戒律はユダヤ~キリスト教にもないから「当時 不食肉」が
仏教独特のものだとわかる。
宗教を見分けるキーは「戒律の中身」なのである。
『参考』
ウワイト(倭人)大学院講義録
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ウワイト(倭人):大学講義録
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