2012年1月26日木曜日
バベルを崩壊させた「言語の差」
『出典』言語復原史学会・加治木義博大学講義録05:4頁
バベルを崩壊させた「言語の差」
バベルを崩壊させた「言語の差」
こうした新語を作ることを、
学生たちは自分たちだけの「発明」だと思っているが、その歴史は古い。
有名なのはバベルの塔の話だが、
あれは塔の建設に時間がかかりすぎたために、
高い部分と下の部分との建設者の言葉が通じなくなったというのがテーマである。
これは物体としての塔と、塔の上下にたとえた支配者と国民との、
二重構造の内容をもった話だが、当時も新語が作られていたからこそ、
それが原因で意思が通じなくなったということが、
この話を聞く人々にすぐ理解されて、
たとえ話として役立ったのである。
そしてさらに考えてみれば、
人類は最初、原人の両親から兄弟姉妹として生まれたものが、
増殖し続けて現在に至った。
その時の流れとともに新語を作り続けてきたのであり、
別れて住む場所がひろがるにつれて、
またその地域独特の言葉を殖やしていった。
だから言語には「時間差」のほかに「地域差」も生まれたのである。
バベルの話は、この事実を濃縮した話だと考えたほうがいい。
人類はいま地球全体に広がって人類支配の地球という
超巨大なバベルの塔を作り上げた。
そのかわり、
日本語、中国語、英語、ドイツ語と、
相手に通じない「隠語」を作り上げて
自己主張を繰返し、経済戦争から核使用まで、
ありとあらゆる手段に訴えて、
その超バベルの崩壊を企んでいる。
『参考』
ウワイト(倭人)大学院講義録
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ウワイト(倭人):大学講義録
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