2012年1月17日火曜日
「倭は呉と同族」とみていた梯儁
『出典』言語復原史学会・加治木義博大学講義録03:19頁
「倭は呉と同族」とみていた梯儁
以上の数例はすべて、中国の仏教が呉音をもたらしたのではなく、
逆にこちらから観音信仰を伝えたことを証言しているし、
梯儁自身が「仏教」を知らずに「鬼道」と呼んでいることと併せて、
呉音は仏教とは無関係に伝わったもの、
それはむしろ卑弥呼らと同族である呉の孫権らの
「呉孫=ウースン=烏孫=大隈」人が、
卑弥呼以前から日本列島へも移住して伝えたものと訂正しないと、
これに関連する問題は至るところで食違い行き詰まる。
この呉人の移住が事実だったこともまた
『魏書倭人章』が補足立証している。
「夏后少康之子 封於 會稽 断髪 文身 以避 蚊竜之害 今 倭水人
好 沈没 捕 魚蛤 文身 亦以 獣 大魚水禽……」
(中国最古の「夏」王朝中興の王・少康の王子が會稽=呉の領主になったとき、
その土地の風俗に従って頭髪を短く切り、身体に入れ墨をした。いま倭人の漁師を
見ると、好んで潜水して魚や貝をとるが、やはり入れ墨をしている。これは會稽王
が入れ墨をしたのと同じ習俗で、サメや漁を邪魔する海鳥などを威嚇するためだ)
と書いて、
こんなに呉人と倭人に共通点が多いのは、
私(加治木義博)の考えでは
「倭人は呉人と同族だろうと思う」という事を言外に匂わせている。
『参考』
ウワイト(倭人)大学院講義録
『My ブログ』
ウワイト(倭人):大学講義録
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