2012年1月26日木曜日
歴史はなぜ言語で復元できるのか?
『出典』言語復原史学会・加治木義博大学講義録05:3頁
歴史はなぜ言語で復元できるのか?
歴史はなぜ言語で復元できるのか?
でも「言語復原史学」はなぜ?そんなタイム・トラベルが可能なのか?……。
それは「言葉には時間差がある」からなのだ。
いま毎日のように新しい言葉が増えていくことに誰でも気づいている。
学生言葉は大人にも小さい子供にもわからないし、関東と関西とでも通じない。
地方には地方の学生言葉があり、細かくみると学校ごとに、
さらにグループごとに独特の言葉がある。
なぜそんなことになったのか?…。
それは今、初めて起こった現象ではない。
私が小学校へ入った70年近い昔にも、
現在ほどではないがやはり至るところで新語が作られていたし、
流行しては消えていった。
なぜそんなことが起こるのか?…。
それは新語は少数者のあいだだけで使われているうちは
「暗号」として役立つからである。
それは同時に仲間であるという意識と信頼と愛情といったものを育てる。
そして身分証明書の役目もはたす。
「ヤクザ言葉」や、「隠語」がそれであり、
「職業語」というものがあって、
大工、植木屋、漁師、香具師、芸人といったふうに、
職業によって扱うものが異なれば、
その名も特殊な「符牒」で呼ばれ、
話言葉全体も職業ことに変わっていたことは、
江戸時代の芝居を見ればすぐわかる。
だから言葉は歴史を刻んでいるのである。
『参考』
ウワイト(倭人)大学院講義録
『My ブログ』
ウワイト(倭人):大学講義録
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