2012年1月9日月曜日

倭人はミャンマーの「ワ人」か?

ウワイト(倭人)大学院講義録

『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録01:18頁

倭人はミャンマーの「ワ人」か?

それは、わからないだけではない。

ミャンマーには「ワまたはワー」と呼ばれる種族がいるから、

日本人の先祖は彼らだと考える者が出ると、重大な誤解に導かれる。

その「ワ人」は、今でも全裸に近い習俗の、ミャンマーの少数山地部族の中でも、

最も文化に遠い首刈り族である。

もちろんその人々と本当に倭人が近い血のつながりがあるのなら、

それも致し方ないが、

倭を「ワ」と無知な読み方をしたために、

「先祖ではないか」、というのでは迷惑も甚だしいし、

貴重な能力と時間が出口のない迷路で無益に浪費される。

「倭」を「ワ」と発音したのは唐代になってからなのだから、

『魏書倭人章』は、

全然別の発音「ウワイ」という3世紀の魏の発音で書かれている。

全然無関係な後世の「他人のソラ似」の発音を使って、

ミャンマーの未開の人々が日本人の先祖だとされたのでは、

日本人も堪ったものではないし、

そんな研究をした者も、学界と世界の人々を混乱させ、惑わせるだけで、

罪にはなっても功績にはならない。

ところが過去の「邪馬台国論争」では、「全員」がこれと同じ事をやっているのである。

なんとも無駄な努力、無駄な浪費をして、無用な迷惑を日本と国民にかけたものである。

その損害はざっと計算しただけでも阪神大震災の総額よりも多い。

それはもう国家に大損害をかけた「犯罪」と呼ぶしかない愚行だったことが、

よくおわかりになると思う。

その原因は何か?…。

ただ一字の「倭」の文字を「いい加減」に「ワ」と読んで済していたことにある。

『魏書倭人章』開巻第一の文字でさえ、こんなことでは学問どころの騒ぎではない。

『参考』
ウワイト(倭人)大学院講義録 

『My ブログ』
ウワイト(倭人):大学講義録

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