2012年1月27日金曜日
見事に卑弥呼のいた地域を立証する「百襲」
『出典』言語復原史学会・加治木義博大学講義録05:7頁
見事に卑弥呼のいた地域を立証する「百襲」
見事に卑弥呼のいた地域を立証する「百襲」
こうわかると「倭迹迹日百襲姫」の百襲も「フ・シウ」と読めば、
沖縄と大隈では「ウ」は「オー」のことだから
「百=フ、済=シ、ウ=王」で「百済王」に対する当て字だとすぐわかる。
すると現在大阪府北部、池田市の奥にある
「伏尾=フシオ」もやはり「百済王」を意味しているはずだとわかる。
なぜなら池田市は、
倭国が滅亡した7世紀当時の孝徳天皇領・豊日国=豊島郡の北端だから、
豊=ホ=フ、日=ヒ=シで、やはりフシ、
その天皇すなわち王だからフシオーだということになるからである。
「伏」が百済だとわると「山伏」とは「山・百済」らしいこともわかり、
卑弥呼の鬼道問題にまた新しい展望が開ける。
だが在来の説では倭迹迹日百襲姫は卑弥呼の別名で、奈良にいたとされてきた。
しかし奈良県で百済に合うのは長谷・初瀬・泊瀬で、発音はハセ・ハツセである。
これは種子ガ島式の発音だから、
これから「フ・シウ=百襲」という沖縄式の発音と当て字は絶対に生まれない。
またフ・シオの「シオ」には「塩・潮・汐」など適当な当て字があり、
「襲」の字を使う理由がない。
百襲姫は沖縄と大隅以外では使われるはずのない当て字なのである。
こうして「言葉の発音差」によって「時代差」と「地域差」を見つけることができる。
それはごくわずかな差で、こんなに見事に卑弥呼のいた地域を立証しているのである。
『参考』
ウワイト(倭人)大学院講義録
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ウワイト(倭人):大学講義録
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