2012年1月6日金曜日

三つの時代に大別できる漢字音の変化

ウワイト(倭人)大学院講義録

『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録01:10頁

三つの時代に大別できる漢字音の変化

ます徹底的に、この漢字の発音の変化についてマスターしておいて、

子供たちにもわかりやすく、

教えられるだけの基礎知識を学んでおいていただきたい。

あなたは、もうとっくに、私たちが読む漢字は中国と同じ字なのに、

中国では発音が全く違う別の発音で読まれていることを、よくご存じである。

「上海」は「シャンハイ」と読まれているが、

日本式に読めばそれは「ジョウカイ」である。

また日本流みの「訓読」だと「ウエウミ」だというように、

いろいろな読み方がある。

それがはっきり立証しているように、眼でみる文字は同じでも、

漢字の発音は一字に一つだけと一定しているものではないのである。

だが考えてみれば、それは漢字だけではない。

音標文字であるはずのローマ字でも、国ごとに発音が変わっているのである。

そしてさらに漢字の場合には、同じ中国の中でも、地域が変わると発音も変わり、

また同じ地域でも時代が異なると発音も大きく変わった。

その時代による変わり方は、

① <漢から六朝>までと、

② 次の<隋・唐>時代と、

③ 現在使われている<ペキン(北京)語>と

の三つの時代の発音に、

どうしても大きく分類しなければならないほどに、非常に変化している。

それは同じ国の同じ文字の発音だとは思えないほど、

ずいぶん変化しているのである。

『参考』
ウワイト(倭人)大学院講義録 

『My ブログ』
ウワイト(倭人):大学講義録

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