2012年1月16日月曜日

最も重要な教科書は「辞書」



 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録03:10頁

 最も重要な教科書は「辞書」

 この肝心の「読みとり」がお粗末な過去の学者の説が、

 いいかげんな結論になってしまったのは当然で、

 そんなものを読めば読むほど、わけがわからなくなるしかない。

 それを避けるには、徹底して自分で『辞書』を引き、

 漢字一字一字のもつ意味を充分に知り抜いて、そのどれが筆者のいう意味か、

 完全に理解する必要がある。

 そのためには、できるだけ多数の辞書を引く。

 それらの辞書も平素から前もってよく比較してみて、

 その訳や釈明が、まともか、正碓か、

 深い知識によるものか、

 いい加減な思いつきでしかないかといったことを、

 見極めておく必要がある。

 なぜなら、たとえば現在発売されている

 『古語辞典』には、有名人の書いたものでも、

 いざ引いてみると、全く昔のもののまる写し盗用が多く、

 書き加えた部分も出鱈目なものがあるからである。

 そんなものを信じて引用したのでは、

 せっかくのあなたのご研究が間違った結論に導かれてしまう。

 このように辞書はあなたに取って最も貴重な「アシスタント」であると同時に、

 あなたの知識を補い、

 新たな教養を増してくれる最も重要な「教科書」なのだから、

 著者を選んで揃えること。

 それを比較してランクをつけておくこと。

 危換な筆者のものは使わず、買わないこと。

 失敗の予防のために、危険なものは必ず捨てる。

 これが大切な基礎準備なのである。

 『参考』
  ウワイト(倭人)大学院講義録 

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