2012年1月26日木曜日

「言語記録文化財」と発掘遺物との宿命



 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録05:5頁

 「言語記録文化財」と発掘遺物との宿命
 「言語記録文化財」と発掘遺物との宿命

 話が少し哲学的にそれたが、

 新語を作るのが「いいことではない」ことがおわかりいただけたと思う。

 それは「術語」などといってエラそうな顔をしているものも同じである。

 それが「学術」を発展させるのに、

 どんなに邪魔になっているか少し考えるとわかる。

 そんなものを並べ立てているのはニセ学者で、

 そんな学問はニセ学問だといい切れる。

 ウソだと思われるなら実態調査をしてご覧になるといい。

 それはオウムの「教え」と同じものだとすぐ見抜けるはずである。

 要するに商売用に作られたダマシの手・兼・隠れミノなのである。

 そんなものまで含めて、言葉は次々に作られていく。

 そのことは私たちにとって利用価値がある。

 その時間差と地域差とが、

 人々の移動と混血と繁栄と絶滅とを記録しているからである。

 それは同時に、余り変動しない「地名」を

 貴重な「言語記録文化財」にしていく。

 それは、たとえ短くても「言語」である以上、

 私たちに「話しかけ能力をもっている」
 
 だからこそ地名たちは私たちを、

 その時代にタイム・インさせてくれるのである。

 これが「もの言わぬ発掘遺物」との宿命的な大差で、

 その差が発掘考古学を半身付随にし、

 それを補なおうと躍起になる余り、

 絶対にしてはならない「専門外の想像説を並べる」という行為に走らせて、
 
 学者生命を自分で絶つという悲劇を生むのである。

 『参考』
  ウワイト(倭人)大学院講義録 

 『My ブログ』
 ウワイト(倭人):大学講義録

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