2013年11月14日木曜日

2~3世紀と8世紀の「根子」の情況


 『Yahoo!天気・災害

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録29:20頁

 井上氏はさらに

 「それらの天皇は継体―欽明朝に作られたものであろう」とつけ加えている。

 だが、

 その天皇たちの名は、

 諡号(おくりな)でも、誰かの創作でも、架空のものでもなかった。

 後世のものでも、古代だからあり得ない名でもなかった。

 もっとも元明・元正両天皇の日本根子の名乗りは、

 日本は『日本書紀』編者が「もと倭を書き替えたニセ日本」ではなく、

 本物の日本国であり、

 根子も滅亡した高句麗ではないが、

 この名乗りはウソでもない。

 それは高句麗から引き揚げてきた旧高句麗人たちが、

 東国などに分散移住して高麗郡を作り、

 再び旧領土の回復を夢見て亡命政権を維持していたからである。

 両天皇からみればそれはやはり連邦の一員・高句麗国だった。

 内外に権力を誇示するのが目的である天皇の名乗りだから、

 それを加えないほうがおかしいのである。

 こう見てくると、

 「つだ」氏らが「古代にはあり得ない美称だ」と錯覚し誤認したものは、

 卑弥呼時代の直前だからこそ「あり得た」

 事実の支配地を羅列した名乗りだったのであり、

 それを「学問」と称して抹殺したのは無知と粗末な思考による暴行であり、

 個人の脳の粗雑さが史実を消去した実例である。

 もちろん検討もせずそれを盲信して、半世紀もの長期間、

 小国民に虚偽の教育を強制し続けた文部公務員も、

 同罪であることはいうまでもない。

 2~3世紀と8世紀の「根子」の情況

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