2014年3月3日月曜日

1世紀の半島にはまだ「韓」は無かった


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 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録33:15頁

 また種子島と辰韓に関連して絶対に見落としてはいけないのは、

 「1世紀の半島には辰韓や馬韓のように「韓」と呼ばれる国々はなかった」

 という事実である。

 それは32~92年に死んだ後漢の班固(ハンコ)が書いた『漢書地理志』が証明する。

 その「燕(エン)地」条には・楽浪(ラクロウ)・朝鮮・倭人だけしかなく、

 韓のつく国も地域も記録されていない。

 その「倭」の記事には

 「楽浪の海中に倭人あり、百余国に分かれて、時おり朝貢してくる」

 と書いてある。

 この楽浪を在来式に北朝鮮だと妄想していると、

 その東西の海に百余国もある倭人の国があったことになり、

 アトランチスのように海底に沈んだということにでもしないと、

 辻褄(つじつま)が合わないが、

 これは班固の楽浪が半島全域を指すことを証明しているのだから、

 半島の東南海中に倭人の国があるという記事だったことは間違いない。

 1世紀人の班固が、当時の半島と列島の実態をありのまま記録したもので、

 想像でデッチ上げた記事ではない。


 実際に当時の半島には、まだ辰韓も馬韓も弁韓もなかったのである。

 ではそれはどこにあったか?。

 『魏略(ギりゃく)』は辰韓の鉄産地名を

 「タンナ」と読める当て字で補充している。

 これは種子・丹・淡の種子島に合う。

 どこからみても鉄を出す辰韓は明かに種子島のことだった。

 種子島が辰巳ガ島で、

 その辰が豊玉姫の変身伝説や竜宮伝説を生んだことも繰り返しお話しした。

 《1世紀の半島にはまだ「韓」は無かった
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 《参考:年表・資料》 

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