2014年3月18日火曜日

文法しか知らない在来の言語学


 『Yahoo!天気・災害
 『Matのジオログ

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録33:30頁

 だが、インドにも「マツウラ=マトゥラ」という地名があって、

 今はマドラスと発音されているので、

 英語の「船乗り=マドロス」が、

 この地名から出ていることがわかる。

 これも枕崎と同じく、やはり海人を意味しているからである。

 インド語と英語はいうまでもなく印欧語で、もとは同じ言葉だ。

 マカラを松浦と馬韓の語源とみるよりも、

 このインドのマツウラのほうが、よっぽど語源らしく見える。

 これはどちらが正しいのであろうか?。

 この答はパーリ語にある。

 私(加治木義博)の研究では現在の時点で

 3000語を超える日本語との共通語があり、

 これはまだ日増しに増えつつある。

 だから日本語も印欧語に入るとする方が正しい。

 なぜなら過去の「文法」一辺倒の言語分類では、

 パーリ語にそんなに大量の共通語が

 あることさえ知らなかったという事実があるからだ。

 文法はその土地に住んでいた古代人の語順が、

 居住者が変わっても言葉だけは受け継がれるから、

 いつまでも土着する。

 だから文法が全てではない。

 それに後から加わった単語があって初めて言語は進化して行く。

 その結果、今の日本語が完成したのだから、

 最初の言語の占める量はごく少いし、

 現実の日本語と全然ちがうからである。

 言語の全貌がわからない過去の分類は時代遅れだ。

 物理を応用した情報産業、生物や化学を応用した医学・薬学が進化している。

 古い言語学だけが正しいはずはない。

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