2013年7月15日月曜日

ギリシャの血が伝えた宿命の思想の激突


 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録25:25頁

 プロウタルコス(プルタークは英語読み)は、

 オリンピアスの動機を、

 その直前に夫が妃にしたクレオパトラへの嫉妬であるとして、

 王に続いて妃とその幼児が殺された事件を証拠として挙げているが、

 現在の私たちから見れば、

 それらは独裁君主制のあるところ全世界で無数に同じことが起こって、

 その欠陥を立証している「お家騒動」の一つでしかない。

 「君主制」というものがどうなったかは、

 20世紀だけみても、

 どれだけの国々が「王政」から「民主制」に、

 国民が奴隷から「主権者」に変わったか、一目瞭然である。

 その中には逆の思想だったはずのヒトラーもスターリンまでも入っている。

 プロウクルコスには衝撃的でも

 私たちには無視すべきことで、注目が必要なのは、

 「愛」と「暴力」との思想の激突が古代ギリシャの「政権内」で、

 すでに始まっていたという史実のほうなのである。

 それがギリシャと隔絶した、

 これまで全く無関係とされてきた古代日本に、

 そっくりの形で起こった。

 しかし私たちは

 古代インドを介してギリシャ文化が

 倭人に大きな影響を与えていた事実を

 次々に発見し続けてきた。

 卑弥呼と位宮の間に立ちふさがった思想の壁は、

 東海の孤島で突然発生した知性の産物ではなく、

 彼等の血に流れている遺伝子(DNA)同様、

 父祖から受け継いだ哲学の逆流が激突して作った、

 宿命的な障害物だったのである。

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