2013年7月30日火曜日

「ホヒ」は誰か?、史実か、比喩か?


 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録26:10頁

 在来のように、これを個人名として疑わず、

 男性と決め手かかっていては、

 歴史の真相などわかるはずがないし、

 学問ともいえないというしかない。

 私たちはせっかく懸命に真の史実を復元しようと努力しているのだから、

 中途半端な言語復原で終わっては後に悔いを残す、

 やりかけたら、

 たとえ一部分でも完全な成果を挙げるべきで、量よりも質である。

 このホヒは、そのことを印象的に教えてくれる優れた教材である。

 後進の指導に当たられる際には、

 よくご活用いただくようお願いしたい。

 さらに追及すると、

 ホヒは「火火(ホヒ)」でもあるから、

 彦火火出見=山幸=位宮であり、

 火の神のカグツチでもある。

 こうわかると、

 彼は妻の狭穂姫を狭穂彦の稲城とともに焼いて失ったから

 伊弉冉尊の夫・伊弉諾尊でもある。

 その時、カグツチを斬り殺したというのだから、

 自分で自分を斬って自殺しなければならないが、

 そんなことはしていない。

 そのとき位宮=垂仁天皇が討ったのは狭穂彦だから、

 カグツチは狭穂彦である。

 そのとき生まれたのは「火中に生まれた故、

 その御名を本牟智(ホムチ)(=火内(ホヌチ))和気御子と称すべし」と、

 『古事記』が書く皇子で、

 こちらは斬られていないから、

 カグツチ斬りは史実ではなくて、

 皇后の死という悲劇の原因を作った二人の人物を

 総合した高度の比喩だと言うことになる。

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