2013年6月19日水曜日

古墳はなぜ仏教徒のものか?


 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録24:25頁

 これには動かない証拠がまだある。

 それは2世紀後半の桓帝時代、

 日本には古墳は一つもなく、

 どこから見ても、

 古墳が立証する仏教時代にはまだ入ってはいなかったからである。

 この古墳と宗教との関係を、

 ここで繰り返し、しっかり認識しておくことにしよう。

 古墳については

 「卑弥呼の大冢が「古墳」らしい」というのが、

 我が国の発掘考古学者の知識の現状で、

 それさえも何一つ確かな根拠をもっていない。

 しかも近ごろになって

 「奈良県の古墳中には、

  3世紀半(なか)ばに作られたものがあるのではないか」と

 半世紀もさかのぼってみたりして、

 いっそう混乱が激しくなっている。

 なぜそんな想像説が出るのであろうか?。

 それは卑弥呼は奈良にいたはずで、

 それなら

 彼女の大冢は3世紀半ばに作られたのだからというのが

 発想源であることはすぐわかる。

 その根拠は『魏書倭人章』の記事なのであって、

 発掘考古学の説ではなく、

 文献史学の専門家にも難しい難問を、

 文献史学に無知な発掘考古学者が

 何の勉強もせず唱えているのだから、

 素人説でしかないことは、いうまでもない。

 しかし私たちは、もうとっくに、

 「古墳は仏教徒のものだ」と知っている。

 シンドゥ教徒は墓を作らず、

 遺骸を鳥に食べさせる鳥葬や、

 焼いた灰を大河に流したりして、

 捨ててしまうが、

 仏教徒は繹迦の一本の歯でも、

 あのサンチーの大塔のような古墳に葬むる。

 《古墳はなぜ仏教徒のものか?
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 《参考》
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