2012年2月28日火曜日
『倭泥』は倭人の後身か
『出典』言語復原史学会・加治木義博大学講義録07:22頁
《『倭泥』は倭人の後身か》
「『倭泥』は倭人の後身か」
では倭人は後世どうなったか…。
国内の歴史はすでに解明ずみだから、
海外にその痕跡が残っているかどうかみてみよう。
いちばん明瞭に名をとどめているのは中国の雲南省である。
そこには中国側の当て字で『倭泥』と書いて「ウォニ」と読む一大集団が今も住み、
多くの部族に分かれていて、
ラオスからタイを経てミャンマーに至る山地にまで広がっている。
『倭泥』の「泥」の字は「ニ」に対する当て字で、
これは「尼」と書くと『倭尼』、
完全に「仏教徒の尼」という名になって、
それが卑弥呼らと同じ宗教集団の後身だとわかる。
しかし彼等は仏教徒のままではいない。
仏教国の痕跡はむしろ
ミャンマーからタイ、カンボジャ、台湾、南中国に濃厚に残っている。
しかし彼等が倭人の後であることは、
『倭尼』グループの部族名をみるとよくわかる。
一覧表にしてみよう。
ワニ 倭人・鰐(ワニ)
ホニ 豊人・百人・日人・本人など
カニ 可児・蟹(カニ)
カツ 勝・葛・蠍(サソリ)
カト 加藤・渦斗(オタマジャクシ)
アカ 阿和・赤・垢・あかん(関西弁)
フク 布孔・福・鰒(河豚=フグ)
ヘプ 蛇・蝮(ハブ)・羽生・波部
シムラ 西摩羅・志村・西村
ブツ 仏
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