2012年2月16日木曜日
生物に命名するギリシャ式命名法
『出典』言語復原史学会・加治木義博大学講義録07:9頁
《生物に命名するギリシャ式命名法》
《生物に命名するギリシャ式命名法》
標準語のウオ(魚)をイオと発音するのは薩摩語である。
このウォとイオが同じ意味をもつのは、
それが日本語に加わった当時の支配者が
イオニヤ系の人たちだったからで、
日本人の姓にみられる魚との共通名は、
ギリシャ人を祖先にもつことの表現にほかならない。
それは魚の種類ごとの個体の大きさと、
命名当時の古代部族の勢力の大きさとがピッタリ比例しているので、
部族名のほうが先にあって、それが魚名に転用されたことがわかる。
個体の大きさ順に例を挙げると、
クジラ=百済。
カジキ=梶木・加治木。
シーラ=新羅。
サワラ=佐原。
ハタ =波田・波多・羽田・秦・畑。
スズキ=鈴木・寿松木。
タイ =田井。
タコ =田子・多胡。
カニ =可児。
カイ =甲斐。
ウニ =宇根(沖縄姓、発音ウニ)。
クラゲ=倉下
さんまなどまである。
このほかにも大量にあるから、ご自分で調べてみて戴きたい。
ギリシャ神話をみると、
美少年ヒヤキントスはゼフィルスの投げた円盤で殺されたが、
その流した血が美しい草花になったので、
それをヒヤキントス(ヒヤシンス)と名づけた。
アポルロンの息子アスクレピオスは、
薬草の研究をして死者を少なくしたので、
地獄の王ハデスが憎んで、ゼウスに雷で撃ち殺させた。
ギリシャ人は彼を記念して彼の発見した
薬草にアスクレピオスという名をつけた。
といったものがたくさんある。
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