2012年2月1日水曜日

伊奢沙和気大神



『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録06:2頁

伊奢沙和気大神
伊奢沙和気大神

女王が最高位にいて男王がその次にいる。

これが卑弥呼と男弟、また壹與と位宮との決ったセットでありペアになった関係だった。

その位宮は垂仁天皇だから、

同じく「天皇」である応神天皇もまた、やはりこの位置にいる。

応神天皇と名替えした相手は別名を

「イザサワケ=伊奢沙和気・去来紗別」大神という。

卑弥呼の男弟がこれに近い名をもっている。

卑弥呼が倭迹迹日百襲姫であることは疑いないから、

その弟は「彦五十狭芹彦」である。

これは「五十狭芹=イツサキン=彦=日子=卑狗」で「イツサキン」とは

「戦さ君=将軍」という鹿児島語の名乗りに対する当て字だ。

「和気」は「別」と同じもので、

これは「日子=ヒシ」を沖縄諸で「ビチ」と発音したものを、

同じ発音の「別=ビチ」の字を当て字したものだから、

「伊奢沙和気」は「五十狭彦」と同じになる。

「芹=君」を省略した「戦さ日子」だから意味は変わらない。

「去来紗別」は『日本書紀』の用字で、

こちらは外見上もとの名に気づきにくいものに、

用字をわざと変えてある。

これも『日本書紀』にはこんな歴史隠蔽策が目立つことの一証である。

だがこの「彦五十狭芹彦」は卑弥呼政権崩壊とともに消滅していて、

垂仁天皇以後に天皇になった応神天皇が

「名替え=名乗りを受け継ぐ」した相手ではありえない。

『参考』
ウワイト(倭人)大学院講義録 

『My ブログ』
ウワイト(倭人):大学講義録

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