2012年2月13日月曜日

疑惑を一掃する「証拠提示システム」



 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録07:3頁

 《疑惑を一掃する「証拠提示システム」
 《疑惑を一掃する「証拠提示システム」

 学問はその成果がよく理解されることが生命である。

 第一回講義録は対象に選んだ史実の全体像を、できるだけ少ない証拠で、

 しかも充分立証できる「総覧システム」を、

 『倭』を教材にして、

 疑惑を残さぬ完全な解明と立証に進む前に、一つの通史としてご覧に入れた。

 それはまた同時に、次のようなことを併せて学んで戴く効果があったと信じている。

 ① どういう証拠を集め、それをどう提示すればいいか

 ② それ以後の問題とどう有機的に結びつければいいか

 ③ それらはどのようにすれば正しい時間帯に配列できるか

 ④ それらによって浮かび上がった史実像の、真実度の再検、再確認の方法。

 ⑤ それで確認できた動かない史実と、その発見の価値評価。

 ⑥ そうした研究、発見が、日本の未来ひいては人類にとって、どんな意義をもつのか

 といった本学の基礎要件を、ご理解戴けたと信じている。

 しかしそれはあくまで真実の史実を解明する前提に過ぎない。

 今回はその程度の通史の、少量の証拠では不満な人々の疑惑を一掃するに足る、

 充分な証拠の収集と整理、時代測定、配列、説明法といった本学の定石、

 「証拠提示システム」をマスターして戴く。

 《参考》
 古代時代の考古学の最新発見・発表・研究成果
 最新の考古学的発掘の方法

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 ウワイト(倭人):大学講義録
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