2013年11月18日月曜日

『海幸・山幸』は我が国のもの。非常識な輸入品説


 『Yahoo!天気・災害

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録29:28頁

 だが私たちが知つた『海幸・山幸』は、

 海外では各地に分散してバラバラでしかない事件要素を、

 全てまとめて備えている。

 このことだけで、

 この物語りは「どこで発生したか」を充分に証言している。

 広範囲の海外に住んでいた人々が、

 そこから日本列島へ移住してきて、

 少しずつ持ち寄った部分を寄せ集めて、

 一つの物語りに組み立てることは、

 通信手段の発達した現在でも不可能なことである。

 なぜなら現在でも、

 誰がどこへやってきたと移住状況が全てわかるわけはないし、

 わかってもその数は僅かである。

 ただ古代に比べると通信や交通手段の発達で、

 捜査や交流が便利になっているだけだ。

 ところが、

 古代には10kmも離れると日常の交流はなかったし、

 また海外からの移住者が、

 奇跡的に全部一か所に集中して集まり、

 その人々が知っていた昔話が一つに纏まるということなど、

 絶対にありえない。

 こちらに細部まで事件の要素が揃っていて、

 海外にはその一部分が点々と分布しているのは、

 世界各地で酷似した事件が一斉に同時多発した奇跡があったのではなく、

 その事件はこちらで一つだけ起こったものであり、

 それが、次第に広く伝わって行ったものの、伝わる途中で変形し、

 また時とともに次第に風化して全容が崩れて、

 部分だけが記憶されているために、

 バラバラの要素が分散して残っているのだと、

 明確に判定できるのである。

 『海幸・山幸』は我が国のもの。非常識な輸入品説

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