2012年3月17日土曜日

2つの旁国と、隣接する非旁国



 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録08:19頁

 《2つの旁国と、隣接する非旁国
 「2つの旁国と、隣接する非旁国

 しかし世にはまだ畿内説を盲信している人もあるくらいだから、

 この程度の指摘だけで、

 すぐその旁国を順番に解説しても、

 無駄だと思って読まない人もあると思う。

 そんな誤解を先に断ち切ってから、

 個々の国々の説明に入ったほうが賢明である。

 そこでここでは、

 そうした誤解を完全に解くことのできる実例からご覧にいれることにした。

 ここで例に使う2つの旁国は、

 郡支(ジュウァンヂ)国

 鬼奴(クイノ)国である。

 郡支国は十文字国で現在の加治木町の古名。

 その北部には十文字という地名もあり、

 それが訛った竜門寺という名が、

 見事な滝の名や、竜門寺焼という陶器の名として残っている。

 嶋津氏の家紋・十字は本来は古代日向領主・加治木氏の家紋で、

 加治木という名が世界史上、

 有名なギリシャ語に由来する「十字」を意味しているのだが、

 その説明は膨大な世界史の理解が先に必要なので、本講座では省略する。

 鬼奴国は同じく姶良郡の栗野町であることは、

 カールグレンの上古音と完全に一致することで動かない。

 この二つの地域の間に、いま3つの町がある。

 栗野町の南隣りは横川町だが、

 この地名に相当する旁国はない。

 これは私たちに何を教えてくれるのであろうか?…。

 それは「横川」という地名が、何を意味するかを知ることで扉が開かれる。

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