2012年3月2日金曜日

マニュアル化して、ご送付下さい



 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録07:25~26頁

 《マニュアル化して、ご送付下さい
 「マニュアル化して、ご送付下さい

 紙数に限りのある講義だから、

 もちろん全てをご覧に入れるわけにはいかないが、

 1字の『倭』に、

 これだけ多数の問題があり、

 それが歴史の謎と疑問を

 次々に解き明かしてくれたことが、

 よく御理解戴けたと思う。

 これで『倭』をめぐる問題は一応完了した。

 過去には『倭』といえば、

 ただ「ワ」と「ヤマト」の二種類の発音で読むだけで、

 『倭人』を「ワジン」と読んで平気でいる程度の説しかなかった時代が、

 最近まで長く続いていた。

 それを克服して、

 こんなにけた違いの知識をもったのは、

 世界でも私たちの学会だけであり、

 海外の史学でも、

 これだけ完全な究明技術はまだ開発されていない。

 その意味でこの講座は世界最高の内容をもっていることを、

 誇りに思ってよいのである。

 これからもさらに、

 まだまだ充実した教材で、

 圧倒的な成果をご覧に入れ、

 世界を指導するに足る実力を備えて戴くつもりである。

 そのためにも本講座を無駄になさらないようご

 自分で内容を分析して細かく整理して、

 ご自分用にマニュアル化して戴くことをお願いしたい。

 それには最初に6つ挙げた本学の基礎条件を、

 各命題ごとに当てはめてみて、例題の構造を分析し、

  何が謎か、

  何がカギか、

  何を探せばいいか、

  それはどこにあるか、

  それで集まった証拠は本当か、

  それが本物ならどう提示すればいいか、

  それを整理して正確な時間帯に配列すること、

  それによって何が浮かび上がったのか、

  それを再検討の上、

  その結果をぐらつかない史実として確認すること、

  その記録表現の再検討、

  それは人類にとってどんな価値、

  どんな意義をもつのか、

  その評価、

 といったことなどを忘れずに加えて、

 発表し、蓄えて、人類の至上の宝を殖やして行く。

 これは人として最高の仕事である。

 日本の現状を振り返ってみれば、

 文化として真に価値のあるものが余りにもなさ過ぎる。

 いまだに室町期のままの技術と思想と価値しかないものが、

 無批判にもて囃されているという現状に気がつかない。

 なぜそんなものが大切にされるか…。

 それは野蛮な時代にそれだけのものが花開いたという喜びを、

 誇示し保存しようという本能的な衝動のせいだが、

 それは当時こそ先進文化でも、

 今から広く世界の文化遺産に注目すれば、

 比較にならない後進性が恥ずかしい程のものに過ぎない。

 真の評価基準に間違いがあることに無知だからなのだ。

 私たちはそれより、まだ未開のままの日本史を開拓して、

 私たちの先祖の歴史の苦闘のあとを正確に復元し、

 人類の真の幸福を祈って、

 呪うべき時代の再来を防ぐ努力をしたほうが真に生き甲斐がある。

 上記のマニュアル化が出来上がったらお送り下さい。

 それによって見落としや誤解があれば、

 それを指摘し補足することで今後の失敗を少なくし、

 より高い実力を確立して戴くことができると信じている。

 ご努力をお祈りします。

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