2012年3月4日日曜日

論争を想定して検算しておく



 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録08:4頁

 《論争を想定して検算しておく
 「論争を想定して検算しておく

 「自 女王国 以北 其 戸数 道里 可 略載」というのだから、

 これが邪馬壹国と、

 それ以北の7カ国とを指していることは明白で、

 疑問点はほとんどない。

 このうちの対馬国、一大国、末盧国、伊都国の所在地も、

 現在の長崎県の対馬から佐賀県の牛津に至る地点で、

 それが動かぬ定点であることも、

 すでに詳しく検討ずみで疑いの余地はないが、

 それでも念をいれて再検討してみると、

 末盧国は佐賀県の松浦地方で、

 それから東南に500里の地点に伊都国があったというのだが、

 500里は対馬と壱岐との距離の半分だから、

 佐賀県の牛津が、末盧国からの方角、距離ともにぴったりの位置にあり、

 地名も

 「伊都=イツ=5」

 「牛=ゴ=5」で、

 後世に当て字を変えたため、読み替えがおこって、

 わかりにくくなっていただけだというのが答えである。

 しかしこれを疑ったり、

 対立する立場にあったりして、

 この答えを受けいれない人々がいる場合、

 この結論をさらに補強するにはどうすればいいか?…。

 それは数学でいう「検算」をすればいい。

 出た結論と逆の「相手の視点、柏手の立場」を想定して、

 その異なった結論なら疑問点は残らないか、

 立場を変えて逆算してみて、どちらが有力か、

 真実かを比較検討してみるのである。

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