2012年7月21日土曜日

倭人は当然、漢字を使っていた



 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録13:23頁

 《倭人は当然、漢字を使っていた
 「倭人は当然、漢字を使っていた

 そこで、

 この答はさらに重要な史実を立証したことになる。

 それはこれが卑弥呼政権当時の倭人が、

 「間違いなく漢字を使っていた」史実を証言しているからである。

 なぜなら、私たちは本講座で、

 すでに宮之浦・宮之城が、旁国中の「弥奴(ミヤノ)国」と

 その前身だったことを検討し納得している。

 これは当時、「宮之」を「ミヤノ」と

 読んでいた証拠だ。

 ところが今度はその同じ「宮之」を、

 「クノ」と読んでいた証拠をはっきりみてきたのだ。

 中国人が「狗奴」と当て字したことは、

 当時、間違いなく「クノ」という発音があったことを証明している。

 その「クノ」もまた「宮之」という同じ文字の発音で、

 同じ対象を指しているのだ。

 これは当時の倭人が現在の私たちのように一つの漢字を、

 すでに当て字用には漢魏音を、

 内容用には倭音(訓読)をと、

 二通りに読んでいた事実の動かない証拠なのだ。

 こんなことは、

 すでに長期にわたって漢字が使われていなければ、絶対にありえない。

 しかし倭人と中国の交流史を本当に知っていれば、

 3世紀の倭人が漢字を知っていたのは当然過ぎるくらい当然なことだったとわかる。

 弥生時代の遺跡から出土する大量の中国製の銅剣や銅矛、漢代以前の鏡などは、

 すくなからぬ数の旅行者や移住者が運んだものである。

 古代日本を、

 鎖国徳川時代の頭でしかみない在来の史学は、

 余りにも推理力に欠けている。

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