2013年4月20日土曜日

「一個の石」の証明力



 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録22:24頁

 《「一個の石」の証明力
 「「一個の石」の証明力

 しかし一層、念を入れて

 「阿蘇の石」について考えてみよう、

 仮に卑弥呼が奈良に都していたとすればどうなるだろう?。

 その場合は、阿蘇山の石がどれほど珍しくても、

 はるかな異郷である熊本県から、

 わざわざ取り寄せる意味も必要もない。

 また卑弥呼が奈良に居たのなら、

 九州のその山は仏教とは無縁なのだから、

 アソカ王と結ばれて「阿蘇火山」と命名されることも絶対にない。

 とすれば、死んだ天皇のためにそんな山の石を、

 交通不便な時代に、

 重い思いをして、

 はるばる近畿まで運んできて古墳に副葬する必要が何故あるのか?

 理由が全くわからない。

 それも一度だけではない。

 幾度も同じことが繰り返されているのである。

 私たちがこれまで知り得た史実によれば、

 ごく当然な行為で何の不合理もなく、

 我々だって同じことをしたであろうと納得の行く

 「阿蘇の石」副葬が、

 卑弥呼が奈良にいたと仮定しただけで、

 こんなにも不合理になり、理由不明の暴挙が、

 それも一度だけ気紛れに行なわれたというのではなく、

 歴代の天皇が愚かにもたぴたび繰り返したことになってしまう。

 もう、これ以上は議論するのがバカバカしいほど、答ははっきりしている。

 無学な人には

 「たかが1個の石」にしか見えないだろうが、

 それはこんなにも明確に、

 卑弥呼のいた位置と信仰を明瞭に限定して確定し、

 固持しているのである。

 真実ほど強力なものはない。

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 《参考》
 古代時代の考古学の最新発見・発表・研究成果
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