2013年2月6日水曜日
宮古島から広まった『三輪山伝承』
『Yahoo!天気・災害』
『出典』言語復原史学会・加治木義博大学講義録20:14頁
《宮古島から広まった『三輪山伝承』》
「宮古島から広まった『三輪山伝承』」
『三輪山伝承』は明らかにインドや東南アジアで生まれた外来説話なのだ。
例えば、
古代インドの大叙事詩『ナーラーヤナ=ナラ王物語』中では、
王妃ダマヤンティーが、一人旅立った王を尋ねてジャングル深く尋ね歩くうち、
不意に大蛇に嫌われる場面がある。
またそうした大蛇への恐怖がもとになって、
古代インドでは竜が実在するものと信じられ、
それを畏敬する余り、
自らを竜蛇族だと主張する「ナガ族」が大勢力をもち、
インド北東部、ミャンマーに隣接するナガ山地には、
いまナガランド州があり、
インド南部にもナガパッチナム市、
ナーガルコイル市などがあり、
東にとんでフィリピンにもルソン島南東部にナガ市、セブ島東部にもナガ港がある。
古代にインドからその種族の一部がフィリピンや日本列島に移住して来て、
日本では長・永・中・那珂のつく姓を名乗り、
同じ地名をつけたことは多くの研究があって事実であると認めるしかない。
だから『三輪山伝承』の大蛇の化身は、
このナガ族の男性を指したものとみるのは、
今ではごく常識的なことなのである。
倭迹迹日百襲姫の事跡として書かれた
箸墓縁起に変形した『三輪山伝承』は、
沖縄県宮古島の「創世記神話」である
『漲水(はりみず)嶽神婚説話』が、
日本列島内では最もインドと東南アジアに近い位置にあり、
その内容を比較してみると、
『三輪山伝承』はそれを移動しながら伝えるうちに少しずつ変形した、
その後身に過ぎないことが誰にでもわかる内容をもつ。
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