2014年1月31日金曜日
ヤマの語源が八幡だという証拠
『Yahoo!天気・災害』
『Matのジオログ』
『出典』言語復原史学会・加治木義博大学講義録32:14頁
祭礼の山車(ダシ)は八幡社の祭礼の車という意味だから、
その「山」はヤマで、
八幡をヤマンと読んだものへの当て字、
「山ン車」だとわかる。
また山車と書いてダシと発音する発音の原語は、
パーリ語の rathi ラチだと断定できる。
南九州語ではラ行はダ行・ザ行になり、
沖縄のチはシになるからラチはダシになる。
ところがパーリ語の「車」は ratha で、
それに乗る人という活用で rathika ラチカになる。
日本語になったダシは、車そのものを指すのではなく、
それに乗って芸を見せる人、太鼓を叩く男や、扇で舞う者、
その代用品でさらに演出効果をもった飛騨のカラクリ人形といった
「演技者」を指す活用形「ラチカ」のほうに、
本当の語源があったとみていい。
このことは「山車」という漢字表現もまた、
「車」そのものではないと、はっきり表現している。
「山すなわちヤマ=八幡(ヤマン)または八坂(ヤパン)」の
「祭礼専用の車」だという限定名詞なのだから、
一般的な「車」そのものの原語 ratha と比較しても一致するはずがない。
このように、原語が何だったかを知るには、
方言差による発音の変化を常に計算に入れていなければならない。
ところが過去の日本語学者は、
奈良に古代から標準語があって
それが次第に地方に流れて訛ったものが「方言」だ、
と決めてかかっていたのである。
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「ヤマの語源が八幡だという証拠」
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