2014年1月20日月曜日
新教材「勝山古墳出土の木片」
『Yahoo!天気・災害』
『Matのジオログ』
『出典』言語復原史学会・加治木義博大学講義録32:3頁
大学講義録31の発送準備が終わった後に、
奈良の勝山古墳出土の木板に、
紀元199年の特徴をもつ年輪があり、
その外側にあったが削られてなくなっている部分も最大12年分だから、
紀元180年から紀元190年にかけて伐採されたもので、
勝山古墳は我が国最古の前方後円墳である可能性があると、
例によって関西では特に大きく報道された。
事前に関係者から情報を受けていたので、
各紙をとって報道ぶりを比較してみたが、
愛講者の皆様からもお住まい地域の報道状況をお知らせ戴いたので、
ご関心にお答えしてご好意のお礼に代えたい。
それが邪馬台国と結びつけられているので、
「まだヤマタイコクなんて…」と笑ってしまわずに、
この木片を教材として役立ててみよう。
ご存じのことだが念のため
『年輪考古学』を要約すると、
太陽黒点の盛衰周期などの影響で地球気温は年ごとに変動するから、
樹木の成長は一定していない。
その年の気温差が年輪の大小になって『記録』されている。
この記録は屋久杉(ヤクスギ)の切り株など
1お000年を超える樹齢のものの研究で、
何年は高温で、
何年は低温だったと判明しているから、
寒暖に影響され易い樹木なら、
その年輪の特徴を標準木の年齢と比較すれは、
その木がいっ切られたか断定できる。
今回の木板はヒノキで、
スギに近い針葉樹だから、
比較さえ精密なら、
その年代は充分信頼できる。
《新教材「勝山古墳出土の木片」》
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《参考:年表・資料》
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