2013年8月4日日曜日

「喪屋斬り」の謎が解く「卑弥呼共立」の謎


 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録26:14頁

 これとアレクサンドロスの神が稚彦の喪星を斬り倒した話と比べてみよう。

 同じ名の神が同じことをするのである。

 それが同じことだという証拠は「日本語」の中にもある。

 「どうしても解けない不快感」を表現する日本語に

 「モヤモヤした気持ち」という言葉が実在する。

 稚彦の喪屋は、

 この「モヤ」が語源だとみると、

 さらにその語源はゴーディアン・ノットの、

 幾ら考えても解けない不愉快な結び目でもあるからである。

 こうわかると稚彦の物語は真相が見えてくる。

 稚彦=ソナカ、その妻・下照姫=卑弥呼は、

 夫の死に激しいショックを受けた。

 そして夫が死んだのは、

 物ごとを弓矢という暴力で解決しようとする主戦派だったから、

 それが我が身に返ってきたのだと信じ、

 「返し失おそるべし」という教訓を説き、

 仏の教え通りの愛の世界の実現めざして、

 反戦平和論を唱えた。

 すると日本のアレクサンドロス=男王主義・武断派は、

 それと論争するのは面倒だ、

 女々しい話は汚らわしいとばかり論争せずに内乱を始めた。

 討論や協議を剣で斬り捨てた行為は

 ゴーデイアン・ノットの一種にほかならない。

 『魏書倭人章』が書く「倭国 乱 相攻伐歴年」である。

 その結果、卑弥呼側が勝利して、

 「乃(すなわち)共立 一女子 為 王 名 曰 卑弥呼」ということになり、

 『魏書倭人章』の世界が展開したのである。

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