2013年8月6日火曜日

「はじめ」が語る日本語の特異性


 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録26:16頁

 <初>、<始>、<一>、<甫>、<創>などの漢字は、

 <ショ>、<シ>、<イチ>、<ホ>、<ソウ>などが原音なのに、

 日本語では金部「ハジメ」と「統一して読む」。

 それは文章が、

 ものごとの「はじめ」を意味しているからだから、

 訓読(和訓・日本読み)とは

 「翻訳した日本語の発音」なのである。

 同じ「はじめ」にもいろいろな種類があるので、

 中国語はそれを文字を変えて表現しているのに、

 日本語には「はじめ」だけしかないので、

 別の言葉をつけ加えて補っている。

 ① 国のはじめ   統治政権の誕生          found

 ② 事はじめ    年頭の儀式              open

 ③ はじめて見た  初見                    first

 ④ はじめてみたが 開始したものの…どうも  start

 ⑤ ○○はじめ   似たものの羅列          and

 ⑥ はじめまして  初対面の挨拶            I'am glad to see you.

 などは発音は全部同じ「はじめ」だが、内容は全部ちがう。

 中国語とは全く異なった発想の言語であることか簡単にわかるが、

 英語をみると、中国語同様の専用語がある。

 そしてこれは印欧語なのだから、

 もちろんインドの原語にもそれに対応する言葉がある。

 これまで本講見てきた、

 日本語のルーツにギリシャやインド語があるというは怪しく見え、

 孤立語だという説のほうが正しいように思える。

 なぜ?日本語は、

 こんなに特異な言葉なのか?…。

 《「はじめ」が語る日本語の特異性
 「「はじめ」が語る日本語の特異性

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