2013年8月15日木曜日
地名史研究の捜査分析技法の研修用教科書
『Yahoo!天気・災害』
『出典』言語復原史学会・加治木義博大学講義録26:26頁
さらに精密にみると、
⑤の「大国化」では、
同一地名が広範囲に分布する理由が加わる。
それは地方官庁(代官所)の所在地に
支配者の国名が使われるからである。
この場合単一の統一国家しかなければ、
その国名は同一になるか、
わざわざ書く必要がないから省略される。
国名によって支配権を示す手法がとられている場合には、
独立・封建を問わず
複数の国家が分立していたことの証拠として重要な役割果たす。
こう考えると、
これまで個人の姓や、単なる地名として見向きもされず、
放置されていたものにも、私たちの祖先の真の記録があることがわかる。
それらの「歴史と共に働いた遺物である地名」を見つけ出し、
さらにその地名分布の「流れ」の方向牲や、地名の「変形」の様子、
またその変形に「法則性」はないか、
といった科学的な観察と分析が必要である。
こうしたことを実地に検討して始めて、
地名から確実に史実が復元できるのである。
次は、話題が倭の五王の畿内天皇家時代に入ったついでに、
さきに中断した形の反正天皇の名乗りの「タジヒ」を題材にして、
その現在の分布を研究することで、
今後ますます重要度を増す「地名史研究」の、
本学の「捜査・分析技法の研修用教科書」として、
これからの頁をご覧いただくことにしよう。
《地名史研究の捜査分析技法の研修用教科書》
「地名史研究の捜査分析技法の研修用教科書」
『My ブログ』
スメル8千年 古代メソポタミア
歴史徒然
ウワイト(倭人):大学講義録
ウワイト(倭人)大学院講義録
オリエント歴史回廊(遷都)
古代史つれづれ
古代史の画像
ネット歴史塾
古代史ブログ講座
ネット歴史塾
ひねもす徒然なるままに
「終日歴史徒然雑記」
「古代史キーワード検索」
『< 《参考》
古代時代の考古学の最新発見・発表・研究成果
最新の考古学的発掘の方法
存在価値が問われる我が国の発掘考古学の現状
《装飾古墳》
「装飾古墳」
《考古学の最新発見》
「考古学の最新発見」
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿