2012年12月11日火曜日

比古・彦=比丘(びく)、鬼道=仏教の動かぬ証拠



 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録18:17頁

 《比古・彦=比丘(びく)、鬼道=仏教の動かぬ証拠
 「比古・彦=比丘(びく)、鬼道=仏教の動かぬ証拠

 それは平板な他人の空似ではなく、

 有機的に化合した物質と同じ「立体構造物」だからで、

 異物が少しでも混入していれば、

 こんなに整然とした合理的完成品の集団は生まれない。

 しかしすでに18世紀もの間、

 正解が出るのを待たされた我が国の建国の歴史である、

 急ぐことはない。

 疑問点をそのままにせず納得いくまで検討してみるべきだが、

 今は技法についての講義だからサンプルに幾つかを取り上げて、

 名詞の内容の面から再検してみよう。

 卑拘の答は良く見ると、ピェグクが当て字の原書で、

 パーリ語ではビヒツクフ、

 これへの我が国古来の当て字が比丘で、

 ビクと発音するのが常識だ。

 狗右制卑狗の卑拘が3世紀当時の男性名詞につき物の

 「比古=ヒコ・ビコ」であることは明白だから、

 候補者はその沖縄発音「ビク」以外にない。

 沖縄語は本土語の o(オ) を u(ウ) と発音し、清音を濁る。

 帯方郡使が聴いた発音は沖縄発音「ピック」に近いもので、

 これはパーリ語の発音そのままである。

 これで卑狗はもちろん、

 比古・彦も、語源は「比丘(びく)」だったことが決定した。

 それは我が国では現在でも男性仏教徒を指す名詞として常識化し、

 その女性型の比丘尼(びくに)は古文でお馴染みの名詞である。

 このことは、単に語源がパーリ語だというだけでなく、すでに仏教そのものが、

 倭人の宗教=卑弥呼の鬼道の実態だったことの、動かぬ証拠の一つである。
 
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