2013年9月23日月曜日

1200年前に勝敗が決まっていた邪馬台論争


 『Yahoo!天気・災害

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録28:6頁

 私たちの知識の中にはオオヒルメについて、もう一つの情報がある。

 『大隅正八幡縁起(えんぎ)』の大比留(ル)女である。

 彼女はすでに、

 前後の事情や物証によって、壹與であることがはっきり立証されている。

 『日本書紀』は、オオヒルメ=壹與だけを皇祖と認めて、

 卑弥呼=天照大御神は認めようとしていないのだ。

 一方、『古事記』はその逆に、卑弥呼だけを皇祖として認め、

 壹與を認めようとはしていないのである。

 これは、

 卑弥呼の倭国政権が、

 壹與の日本国(邪馬壹国)政権に倒された事実を何よりも明確に、

 双方の後継者が認め、主張し、明記して証明している国史上最高の「証拠」なのだ。

 在来の邪馬台論争では卑弥呼は、

 「実在の邪馬壹(いち)国を誤解して生まれた蜃気楼(しんきろう)にすぎない邪馬臺(タイ)国」の

 女王だという珍説をはじめ、

 神武東征以後、ずっと日本国だけが継続していて、

 卑弥呼はその政権の第7代・孝霊天皇の皇女で、

 第10代・崇神天皇時代にも活躍した女性であるとして、

 「全く卑弥呼の倭国政権と壹與の日本国(邪馬壹国)政権の対立にさえ

  気付かない大和説や畿内説など」知性の存在を疑うほどの説まで、

 ワンサとヒシメキあっているが、

 それらを判定する立場にある

 『日本書紀』と『古事記』は、

 すでに1200年前にこうして明確に2国対立抗争の史実を明かして、

 自派の政権の根拠を強く主張していたのである。

 1200年前に勝敗が決まっていた邪馬台論争

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