2013年9月15日日曜日

成功した天武天皇の「万世一系」改造工作


 『Yahoo!天気・災害

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録27:28頁

 でも、この答は意外なほど簡単である。

 それはご存知の通り、2国並立が事実だからだ。

 毎日新聞の『倭国展』が開かれて久しい。

 我が国でいまだに、

 倭国と日本が同時に存在していたことを知らないのは、

 歴史ぎらいなマンガ人種ぐらいなものである。

 天武天皇の弘文天皇殺しは、

 醜い内乱や謀反でも、

 骨肉相食む近親殺人でもない。

 当然、起こるべくして起こった、

 敗北者・旧倭国の王・天武の「巻き返し」にすぎない。

 それを「醜い謀反」「骨肉殺人」にしたのは、

 その当の天武天皇自身である。

 彼は自身に降りかかる非難や憎悪を予測できないほどの愚者ではなかった。

 だが敢えてそれに甘んじたのは、

 非常に高い知性の持ち主だったからである。

 彼は自分の名誉を犠牲にして列島と国民の安泰を計った。

 血縁から行けば倭国と日本の両天皇家は、

 その祖先で繋がっているから、

 系譜は複雑になるが一応「万世一系」である。

 しかしそれでは革命と中国の侵略を招きかねないと心痛して案出したのが、

 神武以来一系だという、単純明快な「万世一系」だったのだ。

 それは効果があったか?。

 天武天皇が脳裏に描いた強敵・中国皇帝がこれに答えている。

 中国の『宋史』「外国伝・日本国」に

 984年、東大寺の僧・奝然(ちょうねん)が太宗皇帝に専敬されて紫衣を授けられ

 太平興国寺に滞在して太宗と筆談で日本の事情を話したときのことである。

 成功した天武天皇の「万世一系」改造工作

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