2013年5月30日木曜日

3貴子がアポロンとアルテミスに変わる



 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録24:5頁

 《3貴子がアポロンとアルテミスに変わる
 「3貴子がアポロンとアルテミスに変わる

 だがそれ以上にアポロンには重大な特徴がある。

 それはすでに見たように黄金の馬車や、

 黄金の弓矢が物語るように、

 「黄金」が彼の象徴であることである。

 「アルテミス」

 これに対して「月の女神」アルテミスは、

 白馬に引かれる銀の馬車に乗って東から西へ夜空を駆け抜け、

 銀の弓に銀の矢をつがえて白銀の光を射る銀の女神でもあった。

 それだけではない。

 彼女は海の潮を、

 その銀の鎖で高く引き寄せて満潮を作り、

 また西に引き寄せて連れて行き、

 広い海底を露出させる干潮を起こす力ももっている。

 それは彼女が健康でまるまると太っていると力強く、

 ほっそりと痩せ細ると力を失うので、

 彼女の仕業だと万人が知っていた。

 海を本当に支配しているのは、

 もうポセイドンではなく、

 アルテミスなのだという信仰が生まれたのである。

 我が国の3貴子の月読の尊が月齢を読んで

 海を支配したというのと完全に表裏一体になる。

 するとアポロンもまた、

 昼間の世界ではゼウスよりも、

 文字通り「輝かしい」神だから、

 真の天空の支配者ということになる。

 こうしてギリシャでは信仰の内容そのものが変化した。

 それを我が国でも『記・紀』が、

 日の神・天照大神と

 素戔嗚の尊の事件や月読の尊の出現として挙げている。

 これはギリシャの神々の存在を信じる信仰が、

 卑弥呼以前の我が国に実在していた証拠である。

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 《参考》
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