2013年5月26日日曜日

8世紀日本人の、世界にも希な高い知性と教養



 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録23:31頁

 《8世紀日本人の、世界にも希な高い知性と教養
 「8世紀日本人の、世界にも希な高い知性と教養

 しかし、

 『古事記』は原典から訳したものではなくても、

 真実の歴史を知っていた人物が、

 『日本書紀』のウソが我慢できずに、

 大和朝定の強大な政治権力に対抗して、

 真実の歴史を後世に伝える目的で書いたものである。

 これが一つしかないはずの『正史』が、

 2つ同時に存在する世界にも例のない不思議な謎の答えである。

 この『古事記』編集の動機がわかれば、

 それが『日本書紀』完成後でないと

 生まれない時間的な鉄則があることが理解できる。

 厳密にいえば『古事記』は、

 『日本書紀』の解説書に分類すべきものなのである。

 しかし『古事記』は、

 パーリ語

 サンスクリット語

 ギリシャ語

 マレー語

 宗教哲学の、

 膨大な知識で書かれた『日本書紀』を活用して、

 20世紀の学者たちさえまるで

 見抜けなかったほどの技巧駆使して、

 名詞や単語、短文の中に重大な告発を

 秘めることに成功した高度の作品なのである。

 この事実は『古事記』編集者が、

 当時の世界の人々と比較しても、

 非常に希な知性と、

 高く広範な教養の持ち主だったことを、

 強力に裏書きしているのである。

 それほど素晴らしく高く世界に誇れる私たちの祖先の遺作を、

 これまで子供だましの昔話と同列の神話などとしか見ず、

 野蛮で幼稚な妄想的作品と決め付けたのは、

 真の解明努力を怠った真実を見抜く能力のない学者らの罪で、

 余りにも無礼でむごい濡れ衣だったのだ。

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