2013年3月31日日曜日
観世音菩薩は仏教としては異例のもの
『Yahoo!天気・災害』
『出典』言語復原史学会・加治木義博大学講義録22:2頁
《観世音菩薩は仏教としては異例のもの》
「観世音菩薩は仏教としては異例のもの」
『妙法蓮華経観世音菩薩普門品』は妙法蓮華経中の第二十五番目の一章で、
観世音菩薩を中心に説く経典としては、
最も古いものとされているものである。
この巻では観音は一個の独立した菩薩として説かれているもので、
観音の名称の由来とその救済される苦難の具体的内容が詳細にしるされているが、
観音の来歴や像容の記載は認められない。
しかし、かくの如き自在の神力をもつ観世音菩薩を仏教的菩薩として説くことは
仏教としては異例に属するものといわなければならない。
前記、
鳩摩羅汁訳(クマーラ・ジヴァ)の妙法蓮華経は
西紀四百年の初め頃に漢訳されたもので、
それ以外にも西紀二百年代のなかごろ及び後半の間に
すでに四回も漢訳されていて、
その中にも「光世音(観世音の異名)普門品」の筆名で
独立したものとして説かれているものもある。
従って、
観音の性格が独立したものとして認められたのは
遅くとも三世紀頃までは遡り得る。
その間のことを訳経史によってみれば次のようなものがある。
250年頃 仏以三車喚経 一巻 呉 支謙訳
255年 法華三昧経 六巻 畿良接訳
265年 正法華経 六巻 西晋 竺法護訳
335年 方等法華経 五巻 支道根訳
このほかにも中に観音の名がある経典はあるが
何れも三世紀後半のものである。」
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