2012年8月9日木曜日

冒頭にギリシャを意味する名乗り



 『特定非営利活動法人森を守る紙の会: NGO-SFP

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録14:18頁

 《冒頭にギリシャを意味する名乗り
 「冒頭にギリシャを意味する名乗り

 それは男性語尾の「彦」ではなく、

 名乗りの冒頭にくる国名や種族名でなければならない。

 これを「ヒコ」と読むと

 「日向」という国名の漢字の一つの読み方だともとれるが、

 漢音で「ゲン」と読むと、

 清音では「ケン」で、

 鹿児島語なら「毛の」に対する当て字になる。

 この彦火々出見等は「山幸彦」の本名とされ、

 位宮=垂仁天皇でもあり、

 神武天皇の記事の一部分を構成して、

 神武天皇の名だとも明記されている。

 さらに神武天皇の兄弟の中には「

 三毛野命」という名乗りがある。

 この「ミケノ」を「御毛野」と考えて、

 敬称の「御」をとり、

 「野」を助詞の「の」を誤解したものとして訂正すると、

 これも「毛の」になる。

 この毛は毛人の毛であり、

 大隈語のキで男王であり、

 ギリシャ人と「黄=五彩圏の中心」も意味する。

 また『日本書紀』一書は「三毛入野」、

 『古事記』では「御毛沼」と書かれているので

 「ミケイヌ」と読めば、

 ギリシャの有名な古代都市国家の名になる。

 だから彦も三毛入野も、

 正確にはボセイドン族の族長を意味する名乗りの一部分であって、

 これらの三毛入野は別人の名ではない。

 一書によっては兄になったり、弟にされたりしているが、

 これも後世の記録者が勝手な解釈をした証拠である。

 どちらを採っても本当の意味は

 「ギリシャの」または「ミケイヌの」ポセイドンという

 名乗りだったことに変りはない。

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