『出典』言語復原史学会・加治木義博大学講義録14:10頁
《巴利国が壹與時代の邪馬壹国》
「巴利国が壹與時代の邪馬壹国」
では「隼」とはなにか?。
隼人とは[地名+人]だから
『魏書倭人章』の旁国の地名に注意を集中すると、
これと全く同じ発音の国が女王国の旁国の中にもある。
それは「巴利国」である。
これは3世紀の発音だと、パーリ国だが、
後世の日本語だとハリ国。
南九州語だと「ハイ国」になる。
巴利人と書いても「ハイト」で、
隼人も「ハイト」と読むから、
卑弥呼時代の巴利国とは、
今の隼人を中心とする一帯だったのである。
パーリ語というのは、古く死語になったインド古代語の一つで、
繹迦とその弟子が使った言語である。
アソカ王が世界に広めたその経典もパーリ語で書かれている。
当然その仏教を広めたソナカー行が、
そのパーリー語を話すパーリ人で巴利国人だったのであり、
卑弥呼の仏教=死の哲学は、
そのまま「鬼(死者)道」と呼ぶに相応(ふさわ)しく、
倭がウハイに対する当て字だったのも、
女性仏教徒を呼ぶパーリ語「ウパイ」が日常的に使われていたからこそ、
それが特殊な人種名として転用されて記録に残ったのだと、
大きな謎が一気に氷解する。
山幸彦=邪馬壹卑狗=位宮は、
赤女のノドから鈎=巴利を取って、
その元の持ち主ハイト=巴利人たちを支配下に置いた。
では赤女とは何か?。
卑弥呼の別名の一つに明姫(アケヒメ)がある。
アケヒメは南九州語では短縮してアケメになる。
南九州語では赤はアケ、女はメだ。
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