2012年8月28日火曜日
なぜ『箸墓伝説』をわざわざ掲載したか?
『特定非営利活動法人森を守る紙の会: NGO-SFP』
『出典』言語復原史学会・加治木義博大学講義録15:3頁
《なぜ『箸墓伝説』をわざわざ掲載したか?》
「なぜ『箸墓伝説』をわざわざ掲載したか?」
過去に「卑弥呼の墓」説が有力視され、
3世紀以前から奈良に大和朝廷が実在した有力な証拠とされてきた箸墓古墳を、
それほど重要な地位に据えてきたものは、
『崇神天皇紀』の倭迹迹日百襲姫伝説=『箸墓伝説』があるからだが、
その根拠はただ一つ、
「ハシ墓」という古墳名が、
「箸」と同じ発音だというだけのことでしかなかった。
しかもそれを『三輪山伝説』群や、
「卑弥呼の位宮との争いと死」の史実と、
精密に比較検討してみると、
それは百済(ハッセィ)=長谷(ハセ=ハシ)という
位宮の名乗りの一つを「箸」のことだと誤解した
後世人が作り上げた「単なるお話」であって、
「百済(ハシ)と争って自殺した」という史実を、
「箸で自殺した」という想像説に変え、
それを更に、
同じ発音をもつ百済(ハシ)人の墓に結びっけて、
倭迹迹日百襲姫の墓だと思い込み、
あるいは思い込ませようと意図的に「箸墓」にしてしまって、
いかにも史実のように
『崇神紀』に掲載した、というのが真相だった。
するとここで旧『唐書』の記事が重要な証言として不動の重みをもつ。
旧『唐書』は「東夷」中の「倭国・日本」章で、
「倭国」と「日本国」はそれぞれ独立した2カ国で、
「日本国は倭国の別種なり」とはっきり書き分けている。
いま注目する必要があるのは、
そのうちの日本国の記事にみる、
唐政府の疑惑をあらわにした特記である。
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