2012年7月22日日曜日
疑問が残る奴国と狗奴国の位置
『出典』言語復原史学会・加治木義博大学講義録13:24頁
《疑問が残る奴国と狗奴国の位置》
「疑問が残る奴国と狗奴国の位置」
本講義の主題である旁国の順序からいけば、
邪馬国の次は躬臣国のはずなのに、
旁国には入らない狗奴国と邪馬壹国の検討が先になってしまったが、
そうした理由は、
それでなければ主題の邪馬国の実態が理解できないからだということは、
もうよくご理解戴げたと思う。
学問は視野が狭くては過ちを犯しやすい。
形式にとらわれ過ぎると肝心な自的を果たすことが犠牲になる。
目次をみるといかにも整々と立派にみえる本も、
読んでみると肝心の内容が稀薄なのは、
そうした見掛けだけの学問でしかないからだ。
少しでも関連があるなら、
その場で検討したり説明したりする必要があるのである。
陳寿の『魏書』の原典に書かれた旁国の順番どおりになどと、
こだわり過ぎるのは真の学問ではない。
狗奴国は旁国の最後に記載された奴国を基準にした視点で、
「此 女王 境界 所 尽」、
「ここが女王国の境界が尽きる所だ」と書いた後にすぐ
「其 南 有 狗奴国」
「その南に狗奴国がある」と説明している。
これは邪馬国の南に狗奴国がある屋久島と一致しないようにみえる。
この奴国とはどこにあったか、
なぜ、その南に狗奴国があるというのか?。
ここで発生した疑問を後回しにして、忘れてそのままにしたり、
同じ説明をまた繰り返したりしなくていいように、
これも原典の順番を無視して、
奴国を先に検討してみよう。
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