2012年7月16日月曜日
天照大神の3種の変貌
『出典』言語復原史学会・加治木義博大学講義録13:18頁
《天照大神の3種の変貌》
「天照大神の3種の変貌」
天照大神という文字の意味は、
この太陽神・シバに最もよく一致する。
シバは男性神とされる肉体のない仮想の存在だから、
実際に君臨していた女性の天照大神は
このシバ神祭祀の最高位にいた主祭者をさす職名で、
シンドゥの教義を参考にすると、
「天照大神のお后(きさき)」といったものが、
省略され同一視されたとみるのが妥当で、すでに定義化している。
また天照大神という漢字は沖縄語化すると
「チンジョー・ウガン」と読める。
チシジョーはシンドゥの沖縄発音に一致し、
ウガンは沖縄発音で「拝み」という意味で、
職業宗教家を「ウガン」と呼ぶから、
神道の拝み屋という代名詞になる。
さらに天照大神は「アマデラスノ・オカミ」とも読める。
これは「尼寺主・お上」と当て字してみると、
女性僧だった卑弥呼はまさしく尼寺の庵主であり、
かつ国の支配者として「お上(かみ)」と呼ばれていたともとれる。
ではこのうちのどれが本物なのか?。
こんなに都合よく3種の意味に合うのは、
ウガンとかアマとかテラとかオカミといった言葉がそれ以前からあったのではなく、
天照大神という漢字が先にあって、
それから「拝み・尼・寺・お上」といった
日本語の名詞が生まれたからなのだ。
この答は3つとも正しいが、
その語源を求めると『日本書紀』が光華明彩と形容しているから、
光り輝く頭髪=「天を照らす御髪(ウガン)の持ち主」が語源として唯一つ残る。
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