2012年7月4日水曜日
旁国は離島にまで分布していた
『出典』言語復原史学会・加治木義博大学講義録13:6頁
《旁国は離島にまで分布していた》
「旁国は離島にまで分布していた」
邪馬国という旁国が「どこにあったか?」という謎はこれでほぼ解けた。
この国はのちの邪馬壹国の前身だという事実によって、
他の旁国とは比較にならない重要な地位にあるし、
またそれは支配者の也身地だというだけでなく、
卑弥呼政権の版図についても、
これまでの先入観の誤りを完全に訂正させる重要性をもっていることが見えてきた。
私たちはこれまで卑弥呼政権は九州本土を統括した連邦国だと考え、
南海上にある島々は「女王に属さない狗奴国の勢力下にある別の政治圏だ」という先入観を
漠然とだが抱いていた。
ところがここまできて、「不属 女王」というのは、
ただ狗奴国についてだけ特記されたものに過ぎず、
旁国は南九州本土以南の南海には分布していないなどとは、
どこにも書かれていないことに気がつき、
南海にあった旁国を発見整理することが必要になった。
誤った先入観を捨ててそれを見直すと、旁国の最後に
「此 女王 境界 所尽=ここが女王国の境界の尽きる所だ」と
書かれている「奴国」の位置は、狗奴国以北にありさえすれば、
南九州本土以南の南海にあってもよく、
旁国を記録した当時の女王国(=卑弥呼の本国)は離島まで含んでいたことになる。
これは意外性はあるが当然なことだ。
卑弥呼は、もともとその地域の出身者だったし、
そこを失ったという記録などないのだから…。
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