2012年7月11日水曜日

不動の史実を復元する学術



 『出典』言語復原史学会加治木義博大学講義録13:13頁

 《不動の史実を復元する学術
 「不動の史実を復元する学術

 またすでにたびたびお話ししてきたが、高天原という当て字は、

 『古事記』の割り注では天だけを日本読みして

 「阿麻=アマまたはオマ」と読め、と書いてあるので、

 高はコーかク、原はゲンと漢音で読まなければ間違いである。

 しかし「コーアマゲン、コーオマゲン」と読んでも何のことかよくわからないが、

 「コーオ」を母音のオがない沖縄発音で「ク」と読むと

 「クマゲン」だから「熊毛ン」国、

 すなわち「熊毛の」国という鹿児島語になる。

 屋久島と種子島は現在も、

 「熊毛郡」すなわち古代の「熊毛のクニ」を構成しているのだから、

 この「高天原=熊毛の」は何人も絶対に否定できない不動の史実なのである。

 言語復原史学(the ziwomadaese language)は、

 このように

 「不動の史実を復元する学術」なのだということを忘れないでいて戴きたい。

 あいまいな想像説や、思い付き説を引用して

 「誰々は、こう言っている」などという論文は、

 言語復原史学ではなく、混乱を持ち込むだけの学敵なのだと言うことを、

 はっきり認識していなければならない。

 決して崩れることのない「完全な証拠による整った復元史実」だけが、

 史学が求め続ける目的であり、それが学問の「業績」なのだ。

 今確認した、この絶対に否定できない「高天原=熊毛の」は、

 このことのサンプルとして最適なので、

 くどいようだが、繰り返してお話しした。

 心によく焼き付けておいていただきたい。

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