2012年7月15日日曜日
狗奴国と複数の天照大神
『出典』言語復原史学会・加治木義博大学講義録13:17頁
《狗奴国と複数の天照大神》
「狗奴国と複数の天照大神」
陳寿の倭人章を読むと、
単に「女王に属していない」というだけの狗奴国だが、
こうして検討すると、
その国こそ皇祖が出た高天原そのものだったことがわかった。
すると天照大神がいたのはこの国だったのだから、
従来の「卑弥呼は天照大神だ」という説は、
余りにも無責任である。
なぜなら狗奴国は「女王に属していない」とわざわざ断っているからだ。
しかし卑弥呼は天照大神の記録に一致する特徴もたくさんもっている。
彼女も複数の天照大神の中の一人である可能性はある。
けれどもニニギの尊の祖母で、
高天原から外に出ていない天照大神ではない。
なぜなら卑弥呼は屋久島でなく、
はじめは伊都国に、
後には隼人に移った倭国の首都にいて九州本土に君臨していたからである。
天照大神を1個人の名だと信じて、
それが卑弥呼だと主張するような説は、
余りにも粗雑過ぎるということをよく考えてみて、
発表には功を焦りすぎて過ちを犯すことのないよう心して戴きたい。
これで明かになったことは、
狗奴国とは、
小さくはあつたが単なる辺境の小国ではなく、
皇祖が君国していた首都国家だったということである。
それはむしろ卑弥呼よりも強固な基盤の上に立っていた。
その基盤とは宗教である。
その宗教はいうまでもなくシンドゥであり、
その主神がシバであった。
シバは別名にヤマをもつ太陽と山岳信仰の神である。
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