2015年9月18日金曜日

天孫降臨:千穂・知舗


 出典:歴史学講座「創世」 小嶋秋彦

 ≪アズミ族の正体≫天孫降臨:千穂・知舗

 課題:阿曇族と天孫降臨伝承
    ―海神の宮の物語が隠している日本の創世―

  天孫降臨:千穂・知舗(日向国風土記逸文)

 ○噌淤(現曽於)

  国分市上井 美ノ前 諏訪神社
 
   (sk.)subha 美麗な、美しい、立派な、よい(土地)、有用な、

         sobha  美麗、華麗、晴しい

  (Thai) スウェイ sowwa 美しい、良い

 ○襲 ソ:シュウ=噌淤 sobha,subha

 ○千穂(チホ)=知尾

   (sk.)tvis 美麗、光輝、光、光線、熱烈

 ○嘉例、嘉例川(隼人町)、葛例郷(和名称)、

  佳例川(福山町、国分市に接する)

   (sk.)caru 美しい、快い、愛想よい、(漢)美妙、妙、(奇)遮盧、遮婁

 ○郡田(こおりだ)(国分市)

   (sk.)gauratva 白きこと gaura 白色、美しい、輝ける

 ○福島(国分市)=串間(宮崎県)

    串間=棲日『日本書紀』

 ※曽於郡

   大崎町 崎=suci 光輝 照日神社(西谷)

   輝北町 輝

   松山町 松 match 火をつける

 ※大隈 隈=subh 美麗、大隈=vi-sibh(sumbhata)

   subh sumbhata,sumbhati,sobhate

   美化する、美しく立派に見える、飾る、きらきら輝く

 ○重富(姶良町)島津家が越前島津家を再興するに当たり、

         越前(現福井市)の重富の名称をとった。

   福岡県山門郡山川町 重←四ヶ(しか)

   (大牟田市)=関(南関町)=seka

 『古事記』天孫降臨

 故爾に天津日子番能邇邇芸命に詔りたまひて、天の石位を離れ、

 天の八重多那雲を押し分けて、伊都能知和岐知和岐弖、天の浮橋に

 宇岐士摩理、蘇理多多斯弖、竺紫の日向の高千穂の

 久士布流多気に天降りまさめしめき。

 (略)其の天忍日命、天津久米命是に詔りたまひしく

 「此地は韓国に向ひ、笠沙の御前を真来通りて、朝日の直刺す国、

  夕日の日照る国なり。故此地は甚与吉き地。」

 と詔りたまひて、底津石根に宮柱布斗斯理、

 高天の原に永橡多迦斯理て座しき。

 ○「吉き地」 (sk.)subha:よい土地

 ○「熊襲」クマ

   ①[γω-μο]”水‐大”大水 

   「襲」ソ=シュウsobha,subha「クマソ」よき水の土地

   ②[γω-μο]川・河・泉―主・王/井王:

    「クマソ」よき川(泉)のある土地の王家

 ○姫城(ひめき)(国分市) (sk.)vimaka 白い、輝く

  ⇒卑弥呼神社(隼人町宮内) (thai)vimon

  姫城(隼人町)姫木とも書いた。

   姫城城、比売妓城、姫木城、比売乃城ともいった。

   比売乃城「八幡宇佐託宣集」

   養老四年(720)から翌年にわたった隼人の抗戦

   「曽於乃石城=城山公園の隼人城、

   比売乃城=姫木城(国分市)の二城名」

 ◎隼人(はやと)

   (sk.)payo-da 雲、水を生ずる、乳を生ずる。
 
     Payo-dhi 海、貯水池

     payas 乳、水、雨

     payodhara 水の流れ

 《参考》

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 Tell Arpachiyah (Iraq)
 Tell Arpachiyah (Iraq)    
 ハラフ期の土器について
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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