2016年1月14日木曜日

旧約聖書「出エジプト記」のモーセに対する「十戒の授与」:第一の十戒石

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 出典:歴史学講座「創世」

 歴史研究家「小嶋 秋彦」:2015/12/02

 ≪行方不明になっているモーセの「十戒石」はどこに?≫

 「第一の十戒石」

  シナイ山における「神の手による十戒石」

 31:18 

 主はシナイ山でモーセと語り終えられたとき、

 二枚の掟の板、すなわち、

 神の指で記された石の板をモーセにお授けになった。

 第32章

 『金の子牛』

 32:1 モーセが山からなかなか下りて来ないのを見て、

 民がアロンのもとに集まって来て、

 「さあ、我々に先立って進む神々を造ってください。

  エジプトの国から我々を導き上った人、

  あのモーセがどうなってしまったのか

  分からないからです」と言うと、

 32:2 

 アロンは彼らに言った。

 「あなたたちの妻、息子、娘らが着けている

  金の耳輪をはずし、

  わたしのところに持って来なさい。」

 32:3 

 民は全員、着けていた金の耳輪をはずし、

 アロンのところに持って来た。

 32:4 

 彼はそれを受け取ると、のみで型を作り、

 若い雄牛の鋳像を造った。

 すると彼らは、

 「イスラエルよ、

 これこそあなたをエジプトの国から

 導き上ったあなたの神々だ」と言った。

 32:5 

 アロンはこれを見て、その前に祭壇を築き、

 「明日、主の祭りを行う」と宣言した。

 32:6 

 彼らは次の朝早く起き、焼き尽くす献げ物をささげ、

 和解の献げ物を供えた。

 民は座って飲み食いし、立っては戯れた。

 32:7 

 主はモーセに仰せになった。

 「直ちに下山せよ。

  あなたがエジプトの国から導き上った民は堕落し、

 32:8 

  早くもわたしが命じた道からそれて、

  若い雄牛の鋳像を造り、それにひれ伏し、

  いけにえをささげて、

  『イスラエルよ、これこそあなたを

  エジプトの国から導き上った神々だ』

  と叫んでいる。」

 32:9 

 主は更に、モーセに言われた。

 「わたしはこの民を見てきたが、

  実にかたくなな民である。

 32:10 

  今は、わたしを引き止めるな。

  わたしの怒りは彼らに対して燃え上がっている。

  わたしは彼らを滅ぼし尽くし、

  あなたを大いなる民とする。」

 32:11

 モーセは主なる神をなだめて言った。

 「主よ、どうして御自分の民に向かって

  怒りを燃やされるのですか。

  あなたが大いなる御力と強い御手をもって

  エジプトの国から導き出された

  民ではありませんか。

 32:12 

  どうしてエジプト人に、

  『あの神は、悪意をもって彼らを山で殺し、

  地上から滅ぼし尽くすために導き出した』

  と言わせてよいでしょうか。

  どうか、燃える怒りをやめ、

  御自分の民にくだす災いを思い直してください。

 32:13 

  どうか、あなたの僕である
 
  アブラハム、イサク、イスラエルを

  思い起こしてください。

  あなたは彼らに自ら誓って、

  『わたしはあなたたちの子孫を

  天の星のように増やし、

  わたしが与えると約束したこの土地を

  ことごとくあなたたちの子孫に授け、

  永久にそれを継がせる』

  と言われたではありませんか。」

 32:14 

 主は御自身の民にくだす、

 と告げられた災いを思い直された。

 32:15 

 モーセが身を翻して山を下るとき、

 二枚の掟の板が彼の手にあり、

 板には文字が書かれていた。

 その両面に、表にも裏にも文字が書かれていた。

 32:16 

 その板は神御自身が作られ、

 筆跡も神御自身のものであり、

 板に彫り刻まれていた。

 32:17 

 ヨシュアが民のどよめく声を聞いて、

 モーセに、「宿営で戦いの声がします」と言うと、

 32:18 モーセは言った。

 「これは勝利の叫び声でも/敗戦の叫び声でもない。


  わたしが聞くのは歌をうたう声だ。」

 32:19 

 宿営に近づくと、彼は若い雄牛の像と踊りを見た。

 モーセは激しく怒って、手に持っていた板を

 投げつけ、山のふもとで砕いた。

 32:20 

 そして、彼らが造った若い雄牛の像を

 取って火で焼き、それを粉々に砕いて

 水の上にまき散らし、イスラエルの人々に飲ませた。

 32:21 

 モーセはアロンに、

 「この民があなたに一体何をしたというので、

  あなたはこの民にこんな大きな罪を犯させたのか」

 と言うと、

 32:22 

 アロンは言った。

 「わたしの主よ、どうか怒らないでください。

  この民が悪いことはあなたもご存じです。

 32:23 

  彼らはわたしに、

  『我々に先立って進む神々を造ってください。

  我々をエジプトの国から導き上った人、

  あのモーセがどうなってしまったのか

  分からないからです』と言いましたので、

 32:24 

  わたしが彼らに、

  『だれでも金を持っている者は、

  それをはずしなさい』と言うと、

  彼らはわたしに差し出しました。

  わたしがそれを火に投げ入れると、

  この若い雄牛ができたのです。」

 32:25 

 モーセはこの民が勝手なふるまいをしたこと、

 アロンが彼らに勝手なふるまいをさせて、

 敵対する者の嘲りの種となったことを見ると、

 32:26 

 宿営の入り口に立ち、

 「だれでも主につく者は、わたしのもとに集まれ」

 と言った。

 レビの子らが全員彼のもとに集まると、

 32:27 

 彼らに、

 「イスラエルの神、主がこう言われる。

  『おのおの、剣を帯び、

  宿営を入り口から入り口まで行き巡って、

  おのおの自分の兄弟、友、隣人を殺せ』」

 と命じた。

 32:28 

 レビの子らは、モーセの命じたとおりに行った。

 その日、

 民のうちで倒れた者はおよそ三千人であった。

 32:29 モーセは言った。

 「おのおの自分の子や兄弟に逆らったから、

  今日、あなたたちは主の祭司職に任命された。

  あなたたちは今日、祝福を受ける。」

 32:30 

 翌日になって、モーセは民に言った。

 「お前たちは大きな罪を犯した。
 
  今、わたしは主のもとに上って行く。

  あるいは、お前たちの罪のために

  贖いができるかもしれない。」

 32:31 

 モーセは主のもとに戻って言った。

 「ああ、この民は大きな罪を犯し、

  金の神を造りました。

 32:32 

  今、もしもあなたが彼らの罪を

  お赦しくださるのであれば……。

  もし、それがかなわなければ、

  どうかこのわたしを

  あなたが書き記された書の中から

  消し去ってください。」

 32:33 

 主はモーセに言われた。

 「わたしに罪を犯した者はだれでも、
 
  わたしの書から消し去る。

 32:34 

  しかし今、

  わたしがあなたに告げた所に

  この民を導いて行きなさい。

  見よ、わたしの使いがあなたに先立って行く。

  しかし、わたしの裁きの日に、

  わたしは彼らをその罪のゆえに罰する。」

 32:35 

 主は民がアロンに若い雄牛を造らせたので、
 
 民を打たれたのである。

 第33章

 『民の嘆き』
 
 33:1 

 主はモーセに仰せになった。

 「さあ、あなたも、あなたが

  エジプトの国から導き上った民も、

  ここをたって、

  わたしがアブラハム、イサク、ヤコブに誓って、

  『あなたの子孫にそれを与える』

  と言った土地に上りなさい。

 33:2 

  わたしは、使いをあなたに先立って遣わし、

  カナン人、アモリ人、ヘト人、ペリジ人、

  ヒビ人、エブス人を追い出す。

 33:3 

  あなたは乳と蜜の流れる土地に上りなさい。

  しかし、わたしはあなたの間にあって

  上ることはしない。

  途中であなたを滅ぼしてしまうことが

  ないためである。

  あなたはかたくなな民である。」

 33:4 

 民はこの悪い知らせを聞いて嘆き悲しみ、

 一人も飾りを身に着けなかった。

 33:5 主がモーセに、

 「イスラエルの人々に告げなさい。

  『あなたたちはかたくなな民である。

  わたしがひとときでも、

  あなたの間にあって上るならば、

  あなたを滅ぼしてしまうかもしれない。

  直ちに、身に着けている飾りを取り去りなさい。

  そうすれば、わたしはあなたを

  どのようにするか考えよう』」

 と言われたので、

 33:6 

 イスラエルの人々は、ホレブ山をたって後、

 飾りをはずした。

 『臨在の幕屋』

 33:7 

 モーセは一つの天幕を取って、宿営の外の、

 宿営から遠く離れた所に張り、

 それを臨在の幕屋と名付けた。

 主に伺いを立てる者はだれでも、

 宿営の外にある臨在の幕屋に行くのであった。

 33:8 

 モーセが幕屋に出て行くときには、

 民は全員起立し、自分の天幕の入り口に立って、

 モーセが幕屋に入ってしまうまで見送った。

 33:9 

 モーセが幕屋に入ると、

 雲の柱が降りて来て幕屋の入り口に立ち、

 主はモーセと語られた。

 33:10 

 雲の柱が幕屋の入り口に立つのを見ると、

 民は全員起立し、

 おのおの自分の天幕の入り口で礼拝した。

 33:11 

 主は人がその友と語るように、

 顔と顔を合わせてモーセに語られた。

 モーセは宿営に戻ったが、彼の従者である若者、

 ヌンの子ヨシュアは幕屋から離れなかった。

 民と共に行かれる主

 33:12 

 モーセは主に言った。

 「あなたはわたしに、

  『この民を率いて上れ』と言われました。

  しかし、わたしと共に遣わされる者を

  お示しになりません。

  あなたは、また、

  『わたしはあなたを名指しで選んだ。

  わたしはあなたに好意を示す』と言われました。

 33:13 

  お願いです。

  もしあなたがわたしに御好意を

  示してくださるのでしたら、どうか今、

  あなたの道をお示しください。

  そうすれば、わたしはどのようにして、

  あなたがわたしに御好意を示してくださるか

  知りうるでしょう。

  どうか、この国民があなたの民で

  あることも目にお留めください。」

 33:14 

 主が、

 「わたしが自ら同行し、あなたに安息を与えよう」

 と言われると、

 33:15 

 モーセは主に言った。

 「もし、

  あなた御自身が行ってくださらないのなら、

  わたしたちをここから上らせないでください。

 33:16 

  一体何によって、わたしとあなたの民に

  御好意を示してくださることが

  分かるでしょうか。

  あなたがわたしたちと共に

  行ってくださることによってではありませんか。

  そうすれば、わたしとあなたの民は、

  地上のすべての民と異なる

  特別なものとなるでしょう。」

 33:17 

 主はモーセに言われた。

 「わたしは、あなたのこの願いもかなえよう。

  わたしはあなたに好意を示し、

  あなたを名指しで選んだからである。」

 『主の栄光(1)』
 
 33:18 モーセが、

 「どうか、あなたの栄光をお示しください」

 と言うと、

 33:19 

 主は言われた。

 「わたしはあなたの前にすべての

  わたしの善い賜物を通らせ、

  あなたの前に主という名を宣言する。

  わたしは恵もうとする者を恵み、

  憐れもうとする者を憐れむ。」

 33:20 また言われた。

 「あなたはわたしの顔を見ることはできない。

  人はわたしを見て、

  なお生きていることはできないからである。」

  33:21 

 更に、主は言われた。

 「見よ、一つの場所がわたしの傍らにある。

  あなたはその岩のそばに立ちなさい。

 33:22 

  わが栄光が通り過ぎるとき、

  わたしはあなたをその岩の裂け目に入れ、

  わたしが通り過ぎるまで、
 
  わたしの手であなたを覆う。
 
 33:23 

  わたしが手を離すとき、

  あなたはわたしの後ろを見るが、

  わたしの顔は見えない。」

 34:4 

 モーセは前と同じ石の板を二枚切り、

 朝早く起きて、

 主が命じられたとおりシナイ山に登った。

 手には二枚の石の板を携えていた。

 34:5 

 主は雲のうちにあって降り、

 モーセと共にそこに立ち、主の御名を宣言された。

 34:6 

 主は彼の前を通り過ぎて宣言された。
 
 「主、主、憐れみ深く恵みに富む神、忍耐強く、

  慈しみとまことに満ち、


 34:22 

  あなたは、小麦の収穫の初穂の時に、

  七週祭を祝いなさい。

  年の終わりに、取り入れの祭りを祝いなさい。

 34:23 

  年に三度、男子はすべて、主なるイスラエルの神、

  主の御前に出ねばならない。

 34:24 

  わたしはあなたの前から国々の民を追い出し、

  あなたの国境を広くするが、あなたが年に三度、

  あなたの神、主の御前に出るために上るとき、

  だれもあなたの土地を侵すことはないであろう。

 34:25 

  あなたは、わたしにささげるいけにえの血を、

  酵母を入れたパンと共にささげてはならない。

  過越祭のいけにえは

  翌朝まで残しておいてはならない。

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