2016年1月14日木曜日

旧約聖書「出エジプト記」のモーセに対する「十戒の授与」:第二の十戒石

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 出典:歴史学講座「創世」

 歴史研究家「小嶋 秋彦」:2015/12/02

 ≪行方不明になっているモーセの「十戒石」はどこに?≫

「第二の十戒石」

  シナイ山においてモーセが刻んだ十戒石

 第34章
 
 『戒めの再授与』
 
 34:1 主はモーセに言われた。

 「前と同じ石の板を二枚切りなさい。

  わたしは、あなたが砕いた、

  前の板に書かれていた言葉を、

  その板に記そう。

 34:2

  明日の朝までにそれを用意し、 

  朝、シナイ山に登り、

  山の頂でわたしの前に立ちなさい。

 34:3

  だれもあなたと一緒に登ってはならない。

  山のどこにも人の姿があってはならず、

  山のふもとで羊や牛の放牧もしてはならない。」

 34:4

 モーセは前と同じ石の板を二枚切り、

 朝早く起きて、

 主が命じられたとおりシナイ山に登った。

 手には二枚の石の板を携えていた。

 34:5

 主は雲のうちにあって降り、

 モーセと共にそこに立ち、主の御名を宣言された。

 34:6

 主は彼の前を通り過ぎて宣言された。
 
 「主、主、憐れみ深く恵みに富む神、忍耐強く、

  慈しみとまことに満ち、

 34:7

  幾千代にも及ぶ慈しみを守り、

  罪と背きと過ちを赦す。
 
  しかし罰すべき者を罰せずにはおかず、

  父祖の罪を、子、孫に三代、四代までも問う者。」

 34:8

 モーセは急いで地にひざまずき、

 ひれ伏して、

 34:9

 言った。

 「主よ、もし御好意を示してくださいますならば、

  主よ、わたしたちの中にあって進んでください。

  確かにかたくなな民ですが、

  わたしたちの罪と過ちを赦し、

  わたしたちをあなたの嗣業として

  受け入れてください。」

 34:10

 主は言われた。

 「見よ、わたしは契約を結ぶ。

  わたしはあなたの民すべての前で

  驚くべき業を行う。

  それは全地のいかなる民にも
  
  いまだかつてなされたことのない業である。

  あなたと共にいるこの民は皆、

  主の業を見るであろう。

  わたしがあなたと共にあって行うことは

  恐るべきものである。

 34:11

  わたしが、今日命じることを守りなさい。

  見よ、わたしはあなたの前から、

  アモリ人、カナン人、ヘト人、ペリジ人、

  ヒビ人、エブス人を追い出す。

 34:12

  よく注意して、あなたがこれから入って

  行く土地の住民と契約を結ばないようにしなさい。

  それがあなたの間で罠とならないためである。

 34:13

  あなたたちは、彼らの祭壇を引き倒し、

  石柱を打ち砕き、アシェラ像を切り倒しなさい。

 34:14

  あなたはほかの神を拝んではならない。

  主はその名を熱情といい、熱情の神である。
 
 34:15

  その土地の住民と契約を結ばないようにしなさい。

  彼らがその神々を求めて姦淫を行い、

  その神々にいけにえをささげるとき、

  あなたを招き、

  あなたはそのいけにえを食べるようになる。

 34:16

  あなたが彼らの娘を自分の息子にめとると、

  彼女たちがその神々と姦淫を行い、

  あなたの息子たちを誘って

  その神々と姦淫を行わせるようになる。

 34:17

  あなたは鋳像の神々を造ってはならない。

 34:18

  あなたは除酵祭を守りなさい。

  七日の間、アビブの月の定めの日に、

  わたしが命じた酵母を入れないパンを食べなさい。

  アビブの月に、

  あなたはエジプトを出たからである。

 34:19

  初めに胎を開くものはすべて、

  わたしのものである。

  あなたの家畜である牛や羊の初子が

  雄であるならば、すべて別にしなければならない。

 34:20

  ただし、ろばの初子の場合は、

  小羊をもって贖わねばならない。

  もし贖わない場合は、その首を折りなさい。

  あなたの初子のうち、

  男の子はすべて贖わねばならない。

  何も持たずに、わたしの前に出てはならない。

 34:21

  あなたは六日の間働き、

  七日目には仕事をやめねばならない。

  耕作の時にも、収穫の時にも、

  仕事をやめねばならない。

 34:22

  あなたは、小麦の収穫の初穂の時に、

  七週祭を祝いなさい。

  年の終わりに、取り入れの祭りを祝いなさい。

 34:23

  年に三度、男子はすべて、主なるイスラエルの神、

  主の御前に出ねばならない。

 34:24

  わたしはあなたの前から国々の民を追い出し、

  あなたの国境を広くするが、あなたが年に三度、

  あなたの神、主の御前に出るために上るとき、

  だれもあなたの土地を侵すことはないであろう。

 34:25

  あなたは、わたしにささげるいけにえの血を、

  酵母を入れたパンと共にささげてはならない。

  過越祭のいけにえは

  翌朝まで残しておいてはならない。

 34:26

  あなたは、土地の最上の初物をあなたの神、

  主の宮に携えて来なければならない。

  あなたは子山羊をその母の乳で煮てはならない。」

 34:27

 主はモーセに言われた。

 「これらの言葉を書き記しなさい。

  わたしは、これらの言葉に基づいてあなたと、

  またイスラエルと契約を結ぶ。」

 34:28

 モーセは主と共に四十日四十夜、

 そこにとどまった。

 彼はパンも食べず、水も飲まなかった。

 そして、

 十の戒めからなる契約の言葉を板に書き記した。

 『モーセの顔の光』

 34:29

 モーセがシナイ山を下ったとき、

 その手には二枚の掟の板があった。

 モーセは、山から下ったとき、

 自分が神と語っている間に、

 自分の顔の肌が光を放っているのを知らなかった。

 34:30

 アロンとイスラエルの人々がすべてモーセを見ると、

 なんと、彼の顔の肌は光を放っていた。

 彼らは恐れて近づけなかったが、

 34:31

 モーセが呼びかけると、

 アロンと共同体の代表者は

 全員彼のもとに戻って来たので、

 モーセは彼らに語った。

 34:32

 その後、イスラエルの人々が皆、近づいて来たので、

 彼はシナイ山で主が彼に語られたことを

 ことごとく彼らに命じた。

 34:33

 モーセはそれを語り終わったとき、

 自分の顔に覆いを掛けた。

 34:34

 モーセは、

 主の御前に行って主と語るときはいつでも、

 出て来るまで覆いをはずしていた。

 彼は出て来ると、

 命じられたことをイスラエルの人々に語った。

 34:35

 イスラエルの人々がモーセの顔を見ると、

 モーセの顔の肌は光を放っていた。

 モーセは、

 再び御前に行って主と語るまで顔に覆いを掛けた。

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